閉鎖空間

閉鎖空間

メモ帳のようなもの

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前回の記事で
第一幕まで書いたので、
最後までさくっと書きます。
歌詞の後は叫びたいことをつらつらと書いていこうと思います!!


では、どうぞ。


*完成された愛情*

ナイトメア「完成された、愛情?」

世界で一番美しいと思った
泣き崩れる妹より
慰める姉よりも
ただ立ち尽くす父の姿
一番強く愛情を感じた

アリス「美しいと思ったし、私には無理だと思った」

ナイトメア「それで君は、誰かに愛されることが不安なのか
完璧な愛に憧れながらも、
自分はそこまで愛される価値のある人間にはなれずに
そんな自分もまた、誰かをそれほどまでに愛することはできないと」

アリス「私にはとてもじゃないけど無理だわ…っ
あなたに、完成された愛情なんて理解できないでしょう」

ナイトメア「理解はできる。
つまり、終わっているということだろ」

アリス「本当に美しかったわ。
あんなに愛される特別な人間に、私はなれない…」

ナイトメア「きっと、君のお父さんは後悔をしていたんだな」

アリス「後悔?」

時間が止まり 人は完璧になる
愛情は思い出の中でだけ 一層輝く
死者は美しい だが償いを許さない
だから残されたものは
自分を責め続け
後悔だけが大きくなっていく


ナイトメア「君と同じだ」

アリス「私と、おなじ?」

ナイトメア「もう、謝ることのできない、償いのできない後悔をしている。
…だから君も、美しいのさ」

アリス「私には…謝りたいことなんてないわ!!」


*かけがえのない命*

アリス「だって、ボリスが死んじゃったら
時計を直したって
もうボリスじゃなくなるのよ?
そしたら、もうボリスには会えなくなっちゃうの。
そんなの、悲しいって思わない?」

ボリス「アリス…」

時計だって心臓だって
命には変わらない
たった一つしかない
かけがえのない命
どうか大切にして

ボリス「そうだね…あんたの言う通りだ!
別の人間になったら、俺は俺じゃないもんな…
そしたらもうアリスに会えない…
そんなの嫌だ!」

アリス「他にもたくさんいるでしょう?
会えなくなったら悲しい人が…!」

ボリス「いないかな?」

アリス「え?」

ボリス「だって、俺のことをそんなふうに思ってくれるのってアリスだけだもん」

アリス「ボリス…」

初めてさ こんな気持ち
俺だけを見てくれた
あんたを悲しませたくない
かけがえのない命
きっと大切にする

この世界に生きて
あんたと出会って
改めて気付かされた
あの日出会えたことの奇跡
かけがえのないこの時
大切にしたい
かけがえのない命
大切にしよう

ボリス「アリス…ありがとう
俺、アリスに会えなくなるのは絶対に嫌だ!
だから、死なないようにするよ」


*ビバルディ・女王に即位した日*


アリス「選ばれた!?
女王になりたくてなったわけじゃないの!?」

ビバルディ「ある日突然…」

ある日突然 決められた女王という役柄
それまではただの役なしだったのに
父と母と弟と 滞りなく 暮らしていたのに

もうあの日には帰れない
もう降りることはできない
ゲームをやり続けなければ
この国では生きていけない

それが この国のルール

ビバルディ「だが、純粋にゲームを楽しむものもいれば抗う者もいる。」

アリス「抗う者?」

ビバルディ「自分の役から逃れようと、
必死に抗っている者がいるだろう!」

アリス「エース…っ!」

上手くいくはずもないのに
必死にもがいてる
もっともがくが良い
わらわよりももっと
その姿を見ると この胸が晴れる

ビバルディ「実に滑稽じゃ」

*日曜の昼下がり・ペーター=ホワイト*


ナイトメア「この世界に愛着が湧いた今でも、元の世界に帰りたいと思うか?」

アリス「それは…」

あなたが幸せなら それでいい
そう思っていたはずなのに

ナイトメア「この世界に愛着が湧いた今でも、まだ」

アリス「姉さん…
きっと寂しがってるわ」

心はいつも 不安で寂しくて
あなたのぬくもり 探してしまう

アリス「帰りたいわ…帰らなきゃならないの
姉さんが待ってるもの」

ロリーナ「アリス、寝ているの?」

アリス「日曜の昼下がりは、いつも姉さんと過ごしていたの」

どうすれば 気付いてくれる?
僕の存在に

アリス「姉さんだけが私のことをちゃんと見ていてくれていた…
だから、姉さんを悲しませるようなこと、
したくないの」

ペーター「だけど、あなたのお姉さんは、もう、」

アリス「…姉さん?」

ペーター「もう、この世には…っ」

アリス「帰らなきゃ…姉さんのところに!」
どうすれば 気付いてくれる?
僕を愛してたことに

ペーター「帰るなんて言わないでください! 」

ナイトメア「夢はいつか醒める
その先に何があるか…
アリスが決めることだ」


アリス「それまでは…この世界で生きようと思うわ」

ペーター「帰るなんて…!」

ナイトメア「君らしい答えだ」

ペーター「僕は…嫌です!」



*この世界がアリスに与えてくれたこと*

アリス「この世界のみんなのおかげよ」

私なんて 誰も好きにならない
ずっとそう思ってた
心閉ざしてきた
だけど、この世界に来て
この世界のみんなのおかげで
少しずつ変われたの
自分は自分でいいと思えたの

この世界のみんなが
私を見てくれたから
ほかの誰でもない私だけを


アリス「変われなくてもいいのかなって、
そう思えたの…

前にエース、歪んでる私が好きって言ってくれたじゃない!
それと同じ…私も、いつも道に迷ってる、どこか掴みどころのないエースが好きよ!」



*舞踏会*

ビバルディ「今宵限りかもしれぬその生を
謳歌するが良い !
…わらわからは、以上だ」


今宵一夜 特別な時間
全てが煌めく 夢のひととき
今宵だけは すべて忘れて
踊り明かそう 夜が明けるまで
踊り明かそう 夢醒めるまで


ユリウス「まったく、お前のせいでぎりぎりになってしまったじゃないか」

エース「いやー、二人が一緒で助かったよー」



*ダンス*


(エンドキャラとの掛け合い)


天にも昇る幸せな時間
君と踊れば 胸がときめく
今宵だけは すべて忘れて
踊り明かそう 見つめあって
踊り明かそう 頬寄せ合って


*タイムリミット*


アリス「私、もう、帰らなきゃならないのね…」

おかしいわ 待ち望んだときのはずなのに
迷ってる 震える足 一歩が踏み出せない
それでも 帰らなきゃ
私を待ってるあの場所へ

(エンドキャラのお迎え)


*エンド・ボリス編*

ボリスエンド

離さないよ ずっと
逃がさないよ 何処へも
やっと見つけたんだ 俺だけの特別
渡さないよ 誰にも
帰さないよ いつまでも
あんたがいるから 俺は
誰よりも強くなれるんだ
もうあんた無しでは 生きていけない



*エンディング*


エンドキャラ歌唱後

さぁ行こう 不思議の国へ
嗚呼、 深い穴を抜ければ そこは夢の世界
ワンダーワールド
さぁ行こう ハートの国へ
ゲームを始めよう
さぁ行こう ハートの国へ
ここから新しいゲームが始まる


(暗転、各キャストが次々に礼をする
アリス登場)

夢か現実か 狭間の中で
求め続けている
ただひとつのぬくもり 抱きしめて
ずっと 離さずに
Going Heart Land

(終幕)




以後、個人的な感想



ハトミュは沼でした。


ハートの国のアリスのミュージカル化が発表された時、
私は好意的には思っていなくて、
正直、「正気か!?」って思っていました。
主人公、アリスを含め登場人物は
みんな個性が強い人ばかり。
なにより、PC版からずっと追い続けていた私には
かっちりと固まった“ハートの国”のイメージがあったからです。

でも、観る前から批判してはいけない…

そう思い、とりあえずボリスエンド(一回目)を観に行こうと決意。

その後、一緒に観に行く友人が見つかり、
比較の意味も込めてユリウス回も観に行くことになりました。


チケットを発券し、
開演まで
楽しみな気持ちと不安な気持ち半分でした。


ですが、その不安な気持ちは
オープニングでぶち壊されます。

「ここ、どこ…?」

アリスがそこにいる、と感じました。
なにもかもを忘れて、幸せな夢の中にいる、アリスそのものだと。

このままだと
シーンごとに感想を語る勢いなので、
ここからはキャラごとにさくっと書きたいと思います。

アリス→キャラに対しての対応の仕方が本当にリアルアリス。もうどこも不満がない。
うじうじ悩む姿も、
ユリウスに対してだけいつもより可愛くなる姿も、
優しくて勇敢なところも、すべて。
きよさんは自分がアリスで
本当に良かったのかなって
ずっと悩んでいたみたいですが、
誰がなんと言おうと
きよさんでよかったと心から思います。
人一倍セリフがあって大変だったろうに、
10公演、笑顔で乗り切る姿に涙せずにはいられません。
Twitterでの対応が素敵でした。


ブラッド→歩く18禁て本当にいたんだなぁ。というのが一番の感想です。
ゲームよりも若干ナルシストがかってたけど
まぁブラッドだし…で納得できる不思議。
アドリブのため自腹で焼きプリン買ってきてしまうボス素敵。

気だるげなところもすごい再現率!
個人的には薔薇園でのビバルディとのシーンが
息をのむほどに美しく、素敵でした。

エリオット→あんなにでっかいのに、
あんなに声もドスが効いていて怖い人なのに、
なんであんなに可愛いの。
歌い終わったあとも体を左右に揺らすという可愛いうさぎさん。耳モフりたい。
声も似てるのですんなり受け入れられました。
ゲームから出てきたかのような
立ち振る舞いで、
ほんとうに可愛くて格好よかったです!


ディー・ダム→登場の時の歌が好きです。
めちゃくちゃ可愛い!!!
もうちょっと出番あってもよかったんじゃないかなぁ。
斧を投げて交換するシーンがすごく可愛い。
もうちょっと出番あってもよかったと思います(2回目)

ペーター→宮田さんに近い声だ!と思いましたw
気持ち悪いけど一途で憎めない、って
感じさせるリアルペーター。
震えながらアリスを抱きしめるシーンは何回見ても泣いてしまいます。
ペーターの一途さがすごくよく出てた!
ビバルディとの掛け合いがすごくすきでした!
DVDでエンド観れるのがすごく楽しみです!


エース→ゲームよりコミカライズ寄りの性格してるなぁ。
若干落ち着いてる…?と感じました。
けどやっぱり怖い。笑い方が異常に爽やかで怖い。
エンドの
悩ませる暇は一瞬しか与えずかっさらう
騎士さまがすごく…よかったです。
でもエンディングで一番泣いたのはエースだったりw

ビバルディ→まさに女王様。
ゲームからそのまま出てきたんじゃないかってくらい
理想のままのビバルディ。おみ足が綺麗。最前のときガン見してしまってごめんなさい。
歌唱がほんとにかっこよかったです。
ルートにいかないからか
可愛らしい面が出てこなかったんですが、
千秋楽のカーテンコールでやってくださいました石井さん。
私もビバルディエンド超ほしかったです。
石井さんはもともと原作がお好きだとのことで、
大切に、大切に演じてくださってるのが
素人の私にもわかるくらい
伝わりました。再演があったら是非ビバルディエンドを…!!

ゴーランド→ビジュアル見たとき「えっこの人大丈夫?」って思ったんですけど、(失礼。細かったのでイメージとだいぶ違ったんです(;´Д`))
第一声で無用な心配だったと思い知らされます。
纏う雰囲気が、
優しくて包容力のあるゴーランドそのもの。
登場する度に謎の安心感を与えてくれました。アドリブもお上手で、
ゴーランドが登場するとワクワクしました。

ボリス→オープニングで照明がついた瞬間に落ちました。座り方…!!!筋肉…!!
もうずっと可愛いなぁ…ってみてたんですけど、
アリスとの出会いのシーン、
つまり歌唱シーンに悶えすぎてたいへんでした。
なんですかあの猫ダンスは…!!!!
うしろで踊る双子も可愛いんですが、
ボリスがずーっとにこにこ笑っててもう…死にそうでした。
ただ、原作よりちょっと物分りが良くてびっくり。
命は大切だなんて…!ボリスってもう少し軽いイメージがあったんですが。
アリスがいくら説明しても納得はしないと思うんですよね。


ボリスエンドだと気になりませんが他エンドだとひどい当て馬ですよねw

ユリウス→なんだこのイケボ(第一印象)
身長でっかい!すごい!
低い声が素敵!
踊るユリウス!!キレッキレ!
もうなんていうか、不器用な優しさのユリウスがそこにいました。
「私が、怖くないのか?」とアリスに問うシーンの
不安そうな顔たまらん。
エンドのユリアリ可愛すぎて悶えました。

エンディングで踊るユリウスの笑顔が眩しかったです。

ナイトメア→みんな大好き内藤さん。
最初はすごくミステリアスな雰囲気を醸し出していたのですが、
シーンが展開するごとにだんだんヘタレっぷりが…w
本心見透かしてる感じがとても憎たらしい彼ですが、
どうしても憎めない感じが出ていて素敵です。
歌もすごく良い感じでした。
はやくエンディングみたい!
DVDはよ!!


アンサンブルのみなさん→
ハートの城のみなさんだったり
遊園地の従業員だったり
帽子屋のみなさんだったり
すごく…たくさんこなしててかっこよかったです。
ハモリキレイ!
ダンスもキレがあって綺麗でした。
ロリーナやってた方もすごくお姉さんって感じが出ていて素敵でした。

特に、遊園地の従業員の「ようこそ!ゴーランドの遊園地へ!!!」って元気良く言ってたお姉さんがほんとうに可愛かったです。


まとまりのない文章で申し訳ないですが、
ほんとに、ハトミュはほんとに
よかったです!!
一番伝えたいのは、
「食わず嫌いよくない!」ってことですね。
私も二次元を三次元にするなんて…と思っていましたが
ハートの国の世界観が見事に再現されていて、
原作のゲームが好きな方には是非観ていただきたい作品です。

DVD早く欲しいです。

歌詞も耳コピなので合っているかわかりませんが、
参考になりましたら幸いです。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!