閉鎖空間 -2ページ目

閉鎖空間

メモ帳のようなもの

ニコ生ってすばらしい…!
というわけで
ハートの国のアリスのミュージカル、
通称ハトミュの歌詞をちまちま打ち込んでいこうかと思います。(参考・ボリスエンド)
あくまで耳コピですので、歌詞が違う可能性もございます。
前後のセリフも書き出したけど
間違っていたらごめんなさい。


セリフとかぶった切ってますすみません。
なにかのお役に立てればと思います。


*ハトミュテーマ*

アリス「ここはどこ? 」
ペーター「ねえ知ってます?」
ナイトメア「ゲームにはルールがある」

ゲームにはルールがある

ペーター「強制的に決まっている」
ナイトメア「守らなければならないルール」

守らなければならないルール

ナイトメア「本当にいいんだな」
ペーター「ええ。僕が彼女にしてあげられるのはこれくらいしか無い。
彼女の笑顔が見たいんです。」

ずっと見ていた 一目見たあの日から
日曜の昼下がり あなたを包む 優しい時間
その中で感じた あなたとの思い出が
僕を囚えて離さない

ロリーナ「アリス、寝ているの?」
アリス「姉さん!
あんまり気持ちの良い天気だったから、つい…
どこまで話したかしら…
あっ、そうだ!姉さんの読んでる本の話!
女の子が不思議の国に迷い込んで…?」
ロリーナ「それはもういいわ。
あなたったら、結末だけを知りたがるんだもの
それよりアリス、ゲームをしましょう。」

アリス「ゲーム?」

ゲームにはルールがある

ロリーナ「トランプなんてどうかしら」

アリス「別に、いいけど…」

ロリーナ「じゃあ、とってくるわ」

守らなければならないルール

アリス「どうして、こんなに、眠いのかしら…」

日曜の昼下がり あなたの大切な 宝物

ペーター「アリス、あなたを幸せにしてあげます。」

ナイトメア「それは恋なのか愛なのか…
どっちにしろ興味深いよ、白ウサギ。
さぁ、迎えに行くといい。」

(アリスとペーターの会話
穴へ落ちる)


さあ行こう 不思議の国へ
ゲームにはルールがある
深い穴を抜ければ そこは夢の世界
ワンダーワールド
さあ行こう ハートの国へ
ゲームを始めよう

(ハートの国到着)



*オープニング*

深い闇抜けて 広がる異世界
出口の見えない ワンダーワールド

繰り返すDay&Night 飛び交う銃弾
薔薇色の未来 探して彷徨う
終わらないゲーム 記憶の迷路
その先には きっと 待ってる

あなたは誰?

夢か現実か 狭間の中で
探し続けている
ただひとつの 眼差し見つめて
ずっと逸らさずに

Going Heart Land

ペーター「あなたのゲームはハートを集めて
その小瓶をいっぱいにすることです」
アリス「ハート!?ハートって何よ!?」
ペーター「この世界で過ごしてるうちにわかりますよ」

進む時計の針 高鳴るMy heart beat
生きている奇跡 胸に刻んで
閉ざされたココロ 開く鍵は
ほら すぐそこにある

さしのべる その手

あなたは誰?

夢か現実か 狭間の中で
求め続けている
ただひとつのぬくもり抱きしめて
ずっと離さずに

Going Heart Land

ペーター「アリス、頑張ってくださいね!」




*帽子屋屋敷・ディーダム登場*

ディー「お姉さん、誰?」
ダム「この屋敷になんか用??」
アリス「屋敷!?いつのまに…!?」
ディー「答えないなら殺すよ?」
ダム「お姉さん」
ディーダム?「わるいやつ?」
アリス「えーー!?」

僕らは門番 ブラッディツインズ
悪い奴らは 血塗れに
無料で楽にしてあげる

双子の門番 ブラッディツインズ

ディー「ほら、避けなよ!」
アリス「私は悪い奴じゃないわよ!?」
ディー「確かに悪い奴には見えないけど」
ダム「でも人は見かけによらないから」
ディー「それに僕たち退屈してたんだ」
ダム「だからお姉さん、」
ディーダム「相手してよ」

僕らは門番 ブラッディツインズ
僕らのボスは 退屈嫌い
だから僕らも 退屈嫌い

双子の門番 ブラッディツインズ




*帽子屋屋敷・ブラッド登場*


エリオット「ブラッド…!?」
(ブラッド銃発砲)

ブラッド「敷地内では殺す前に私の許可をとれ」

エリオット、ディーダム「ボス!!!」

紅茶の香り かき消して 静寂を撃ち抜く銃声は
退屈な時を 呼び戻す
頭の中で止まぬ銃声
退屈が私を狂わす
いくつの命 撃ち抜いたなら
静寂な時 取り戻せるか

ブラッド「せっかくの静かなティータイムが…

大丈夫かな、お嬢さん?」
アリス「えぇ、ありがとう!」
ディー「僕らは関係ないよ、ボス!!!」
ダム「ひよこウサギが勝手に!!」
ブラッド「エリオット…
お前は学習しないやつだなぁ…」
エリオット「でもよぉ!敵かもしれねぇじゃねぇか!?」
ブラッド「このお嬢さんが?」
エリオット「だってよ、
ここは帽子屋ファミリー、マフィアの本拠地だ!
そんなところで一人でやって来るなんておかしいだろ?」

逃れようもない退屈が
今、消え去ろうとしている
私を見つめる この少女の
燃えるような瞳が
私にそう、感じさせる

不思議な女だ この私が目を離せない

ブラッド「敵はこんな目で私を見つめないだろう…」
エリオット「えぇ?」
ブラッド「私の顔に何かついてるかな、お嬢さん?」



*アリス、姉との比較*

アリス「あぁ、びっくりした…
あんなに、あの人に似ているなんて…」

忘れたいのに 忘れられない
頭の中で 繰り返される
あの日のあの言葉

「アリス、君のお姉さんて、女らしい人だよね。」

アリス「姉さん …?」

「とても優しそうで、気品があって、素敵な人だ。」


姉さんとは何もかも違う
わかっていたけれど
思い知らされた
あの日の あの言葉 あの言葉

「私は君のお姉さんの、
ロリーナが好きなんだ」

アリス「どうして…あんなにそっくりなの…」


*ナイトメア、アリス・悪夢*

アリス「あなたは、本当に悪魔ね」
ナイトメア「私はナイトメアだ」
アリス「私を、地獄に堕とすの?」
ナイトメア「いいや?」

地獄より恐ろしいもの
それはなんだと思う?
それは夢だ
私は人を夢に堕とすナイトメア

アリス「夢は醒めるものよ!
地獄ほど、怖くはないわ」

地獄は果てしない
だが、夢には果てがある
だから、恐ろしい
そのうちに君にもわかるだろう
夢の先に何があるか

アリス「夢の、先?」

夢の先には何もないわ
ただ終わるだけ
醒めたら何も残らない


アリス「…姉さん?…姉さん!」

ナイトメア「そう、君は賢い…
夢の先には何もない」

アリス「待って…
行かないで!姉さん!
姉さん!!!」

ナイトメア「夢から醒めたら現実だ!」




*エース登場*

エース「ペーターさんに用なら、
案内するけど?」

アリス「…じゃあ、お願いするわ!」

エース「よし、行こう!」

俺は自由を求めて さまよう旅人
自分の居場所を探している
なんのために生まれて
なんのために生きるのか
迷ってばかり
答えから逃げている

エース「じゃあ、キャンプセットを片付けるから手伝って!」

アリス「キャンプセット!?」

エース「俺は騎士でもあり、旅人でもあるからね!」

アリス「旅人??」

エース「そう!!」

アリス「でも、キャンプセットって??」

エース「あー!どこにいっちゃったんだろう!?」

アリス「えーー!?」

エース「ちょっと道に迷っちゃって!
この辺に泊まろうかと」

アリス「道に迷って、キャンプ!?」

エース「そう!よく迷うから
だからいつも、キャンプセットを持ち歩いてるんだ!」

アリス「いつもって、大丈夫?」

エース「大丈夫大丈夫」

アリス「ほんとに大丈夫ー!?」

エース「さぁ!」

この世界の果てまで行ってみよう
行き止まりまでたどり着いたら
その壁を乗り越えられたら
そこに見える景色は
きっと今とは違うはずだから
きっと今とは違う答えがあるはずさ

ユリウス「それで、ここに来たと」

エース「ハートの城を目指してたんだけどなぁ~」


*領土紹介*


エース「終わらない、領土争いをしているんだ!」

アリス「領土争い?」

エース「領土争い!」

ユリウス「この国には三つの領土がある。
まず」

一つ目は帽子屋
通称帽子屋ファミリー
血の匂い渦巻く 危険なマフィアさ
気をつけて

エース「君が襲われたのはこのマフィアだ!」

ユリウス「次に、」

二つ目はハートの城
メルヘンチックなお城でも
ハートの女王は
すぐに首を刎ねる
気をつけて

エース「俺とペーターさんがいるのがその城だ!」

ユリウス「そして」

三つ目は遊園地
オーナーはゴーランド
アトラクションは危険なものばかり
気をつけて

アリス「えぇっ!?遊園地も!?」

ユリウス「この三つの領土の中心に位置するのがここ、時計塔だ」

エース「唯一の中立の立場」

アリス「なんだか、物騒な世界…」

気をつけて


*時計塔、中立安全・ユリウス*

ユリウス「中立安全…ここは、そんなところじゃない」

外の世界との狭間
聳える時計塔
真実が隠れている
忌み嫌われ恐れられても
ただ静かに守っていく

それが私の役目だから

だが何故だろう
胸がざわつく

ユリウス「他所者とは不思議なものだな」



*ハートの城・美しき薔薇*

ハートの兵士「ようこそお客様」
ハートの兵士「お待ちしておりました」
ハートの兵士「ここは」
ハートのメイド、兵士達「ハートの城でございます」

見渡すかぎり 埋め尽くされた
ハート ハート ハートの城
目の覚めるような
真っ赤に輝く
ハート ハート ハートの城

アリス「随分メルヘンチックなところね
これが私の夢だとしたら
これって、私の願望!?
我ながらに酷い趣味だわ」

ペーター「アーリスッ」

アリス「出た!変態ウサギ!!!」




*ペーター・あなたへの真っ白な愛*



ペーター「僕があなたの寂しさを
消してあげます
僕のぬくもりで!」

誰にも負けない あなたへの真っ白な愛
たとえ雑菌まみれでも
あなたの手なら 触れていたい
たとえ病気がうつっても
あなたとならキスしていたい

アリス「はぁ!?
嫌よ、人を病原菌みたいに言っておいて!!」

ペーター「なにを怒っているんですか??」


*女王・ビバルディ*

ビバルディ「誰がヒステリーじゃ」

ペーター「陛下!?」  

ハートの城の 美しき薔薇
ハート ハート ハートの女王

アリス「あなたが、女王陛下…?」

ビバルディ「いかにも。」

わらわは女王 ビバルディ
ハートの城は わらわのもの
わらわの命令は 絶対じゃ
逆らうものは首を刎ねよ

ビバルディ「お前、名前は?」
アリス「えぇっと…」


*ハートの女王の威厳*

ペーター「なんだってそんなところに…
今すぐにでも、ここに移り住んでください!
あなたは、ここに、いるべきなんです!!」  
ビバルディ「ホワイト!」

ペーター「えぇ!?」

ビバルディ「アリスが決めたことじゃ」

ペーター「でも!」

わらわに 口答えは無用
どこに滞在していようと
おまえの心は わらわのもの
いつでも遊びに来るが良い


ビバルディ「アリス、待っておるぞ」
アリス「ありがとう、ビバルディ」



*遊園地の居候・ボリス=エレイ*

ボリス「他所者かー
道理でいい匂いがすると思った!」

アリス「お友達?」

ディーダム「うん!」  


俺はボリス=エレイ
遊園地の居候
いつだって自由気まま なぞなぞ大好き
気まぐれなチェシャ猫
「ねぇ!」一緒に遊ぼうよ!
お気にいりのピンクのガンで
スリルのある遊びをしよう

ボリス「よろしくな、アリス」
アリス「よろしく、ボリス」
ディーダム「よろしくな、アリスボリス!」
アリス「でも、二人と友達って、
遊園地と帽子屋領って、敵どうしなんじゃないの?」

ディー「よく知ってるね」
ダム「お姉さん物知り~!」
ディー「物知り~!」

ボリス「まぁ、俺は居候だから
オーナーのおっさんと帽子屋さんは
相当仲が悪いけど」

アリス「…やっぱり」

ボリス「そんなことより!」

ねぇ、一緒に遊ぼうよ
なぞなぞに答えられたなら
あんたに宝物見せてあげるよ


アリス「なぞなぞ?」
ボリス「うん!」
ディーダム「まただよ~」


*ゴーランドの遊園地*

遊園地の従業員「こーんにちはー!
ようこそ!ゴーランドの遊園地へ!」


遊びに行くなら 遊園地
スリル満点 ジェットコースター
風を切る空中ブランコ
国内最大

ゴーランドの遊園地

アリス「へぇ!本当に大きな遊園地ね!」
ボリス「ここのオーナーはこの国の有力者なんだ」


*ゴーランド登場*

アリス「ガンオタ!
なのね…」
ボリス「え?」  

デートをするなら遊園地
コーヒーカップに大観覧車
ショーにパレード イルミネーション
ロマンチック
ゴーランドの遊園地

ゴーランド「おーう、ボリス」
ボリス「おー、おっさん」


(ゴーランドの演奏はあやふやなので割愛します。
おそらく歌詞はほぼ美声歌唱と同じ)


*エース・心臓の音*


エース「君は俺達とは違うんだ」

アリス「何!?…エース?
どうしたの…?」

聴こえるよ 君のハートの音が
ずっと憧れてる ハートの音が

アリス「私の、胸の音?」
エース「これが、俺の胸の音」
アリス「なに、これ…!?」
エース「ほら…俺と君とは違うだろ!?」

俺のハートの音は 君とは違う
時計の針が進むだけ
君と同じ鼓動はしない
自分を変えたいと願っても
叶うことはない

エース「その心臓の音を持つ
君の特別になれたら
変われるって思ったんだけど、難しいね」

アリス「エース…」

エース「でも、アリスを好きなことに変わりないよ」


*ユリウスの神様みたいな手*

ユリウス「遠慮するな」

アリス「遠慮なんてしてない!
私、ユリウスって神様みたいって思うもの!」
ユリウス「神様?」

時計を修理する手さばきは
まるで 手品みたい
ひどく傷んでた時計が あなたの手で 蘇る

ユリウス「私が、怖くないのか?」

アリス「…ちっとも。」

止まっていた時計 動き出せば  
新しい命 動き出すのよ
あなたの手で 命が生まれる
それはまるで神様みたい

アリス「この国の人々は魔法のように
銃を出すけど
私はあんな魔法より、ユリウスの作業を見ている方が、ずっと好きよ」

ユリウス「アリス…」




*ペーター・日曜の昼下がり*

ユリウス「君は、アリスがこの世界にいるだけで満足だったんじゃないのか?
…アリスに好かれたくなったか?」

ペーター「勝手に心を読まないでください
…どつしたらいいか、わからないんです。
僕は、人を好きになったことが
初めてだから」

あなたが幸せならそれでいい
そう思っていたはずなのに
心はいつも 不安で寂しくて
あなたのぬくもり 探してしまう

どうすれば 気付いてくれる?
僕の存在に
どうすれば 気付いてくれる?
僕を愛していたことに

ナイトメア「たしかにアリスは君を愛していたかもしれない
だが、それは君自身じゃない
それに、そのことに気付けばアリスは元の世界に帰ることになる
厄介な問題だな」


*帽子屋屋敷・深夜のお茶会*

エリオット「おらおら急げ急げ
今日のお茶会にはアリスが来るんだからな」


深夜三時 お茶会が開く
世界中から取り寄せた 自慢の紅茶をどうぞ
飲めば広がる 芳醇な香り
帽子屋屋敷の 深夜のお茶会


エリオット「いいぞいいぞどんどん運べ
ニンジン料理もたくさん用意したからな
ほら、お前らも働け」

ディー「なんでひよこウサギの言うこときかなきゃなんないんだよ」

ダム「ボス以外の言う事を聞く必要はないね!」


*帽子屋屋敷・No.2*

エリオット「おいお前ら!俺を誰だと思ってるんだ?」

ディーダム「誰だよ!」

エリオット「帽子屋ファミリーNo.2
エリオット=マーチ様だ!」


俺に気安く近付けば
怪我をするぜ 危険な男
帽子屋ファミリーの懐刀
三月ウサギといっても
ウサギじゃないぜ
そんな可愛いモンじゃない
痛みを感じるよりはやく
お前をあの世に送ってやる

ディー「つまり考えるまもなく殺すってことだろ!」




*帽子屋屋敷の深夜のお茶会*

ブラッド「よく来てくれたなぁ、アリス」
アリス「お招き、ありがとう」
エリオット「待ってたぞ、アリス」
ディー「お姉さん!」
ダム「お姉さん!!」

深夜三時 お茶会が開く
腕によりをかけた 自慢の料理をどうぞ
オレンジに輝く ニンジン料理
帽子屋屋敷の深夜のお茶会

エリオット「んー、やっぱりいいなぁ、
深夜のお茶会は!」



*エリオットの犯した大罪*

エリオット「俺が大罪を犯したからさ」

アリス「大罪…?」

エリオット「死んだ友達に、トドメをさしたんだ…!」

俺の前で時計に変わった
さっきまでは俺と何も変わらなかったのに
目の前にあるのはただの動かない時計
修理されれば生き返る
だけどそいつはあいつじゃない

エリオット「俺は、その時計を…!」

耐えられなかった
あいつがあいつでなくなることが
俺にとってはただ一人
大切な親友だった
代わりの存在なんて
そんなもの、いやしない

アリス「エリオット…」
エリオット「…嫌いになったか?」
アリス「いいえ!」
エリオット「よかった…」




*アリス・すべて忘れて*


アリス「どうしてなの?
姉さんのことを考えると、頭が…っ」  

ナイトメア「まだだよ、アリス。」

まだそのときじゃない

アリス「なに…?」

思い出さなくていい

アリス「なによ…っ」

今はこのまま

アリス「何を忘れてるっていうの!」

全て忘れて

アリス「私、どうしたらいいの…っ
姉さん!…姉さん!!!」

ただ静かに眠るといい


(第一幕終了)



ひとまずここまでです。
誤字等ありましたらすみません。