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明光義塾土山駅前教室の村田です。

 

当教室近隣の学校では、先週末の金曜日、もしくは本日に終業式があり、夏休みがスタートしております。

 

そのせいもあってか、この日曜日に友人と夕食に出かけたのですが、家族連れで来られている方が多く、とても長い待ち時間を要しました。

 

今時は何でもスマホからのネット予約が可能ですので、みなさんにもお勧めしておきます。

 

さて、ついに日本でも40℃越えを記録するほど酷暑の続く夏ですが、夏休みといえば読書感想文です。

 

受験シーズンになると、自己PRや小論文を見てほしいと頼まれる事が多いのですが、最近の中高生の文章力の弱さに正直驚きを隠せません。

 

勿論、中には訂正箇所の方が少ない生徒さんもいます。そしてそういう生徒さんは、得てして読書家が多いのです。

 

私自身、最近はそうでもないですが、学生の頃はまさしく本の虫でした。当時特にハマっていたのは、赤川次郎、村上春樹、養老孟司などなど。

 

後はアガサ・クリスティの英語で書かれた短編集を常時携帯しており、時間があれば読んでいたくらいです。

 

昔在籍していた生徒さんで特に印象深かったのは、読んだ本の紹介をツイッターで行う、という生徒さんでした。

 

ツイッターをやっている方ならご存知だと思いますが、制限文字数があり、しかもあまり多くないんですよね。

 

一言二言程度なら問題ない程度の文字数なのですが、何かを紹介しようとしたり、日記がてらにその日あった出来事を書こうと思うと、存外に制限文字数をオーバーしてしまう事はよくあります。

 

推敲に推敲を重ね、伝えるべき情報と特に伝えたい事を厳選し、言い回しを考えて制限文字数の中で本の紹介をする事に非常に凝っていたそうです。

 

そのおかげもあってか、国語の成績がすこぶる良かった事を記憶しています。

 

国語力の養成という観点では非常に有効な方法だと思うので、ぜひ試してみてもらいたいと思います。

 

しかし、長い文章を書く、というのは、学校生活をよくよく振り返ってみると、ほぼその機会は与えられていなかったなと思います。

 

文章を書く上で大事なのは、漢字や言い回しは勿論ですが、何と言ってもその文章の構成が一番大事です。

 

俗に言う起承転結ですね。

 

他にも細々した事はたくさんあります。

 

状況に応じて適切な接続詞を使ったり、なるべく繰り返し同じ言葉や表現を使わないようにしたり。

 

時系列に沿って話を展開するのも非常に大事ですね。

 

ただ、それらは全てこの起承転結が正常に機能していてこそです。

 

問題は、この手の指導は学校ではほぼほぼ行っていないのにも関わらず、長期休暇になると読書感想文に人権作文と、長い文章を書かせようとすることだと思います。

 

提出したからと言って、先生の方から書き方に関してのフィードバックがもらえるわけでもないのに、どうやってそのスキルを向上させろと言うんですかね。はっきり言って不思議です。

 

そのため、国語のテストでも、「書き抜く問題なら出来るけど、要旨をまとめたりするのに自分の言葉で書くのは苦手」、という生徒さんはたくさんいます。

 

この「自分の言葉で」というのがミソで、実はこの手の生徒さんは数学の証明に対しても同じ事を言う傾向があります。

 

明光義塾は個別指導の形態を取っておりますので、書き方は勿論、練習がてら書いてもらった文章に対してのフィードバックも個別に行っております。

 

特に英語科への進学を希望する中3生や、外大を志望校にしている高3生になんかには英語での日記を宿題にしていたりなど、その生徒さんの実力だけでなく希望の進路に向けて少しでも役に立てるよう指導を行っています。

 

7月のキャンペーンもまだ間に合います。

夏期講習の受付もまだ行っておりますので、結局何も決めないまま夏休みに入ってしまった、という方は、ぜひ一度ご相談ください!

 

こちらの公式HPからお問い合わせいただければキャンペーンも適用されます。

 

みなさまからのご連絡、お待ちしております!