過去の話です。
30年ほど前ですが、お正月に義実家に行った時です。
義母はものすごい見栄っ張りです。
というのは、この時気付いたのかも・・・
その年の大晦日は、お鍋、お寿司、お刺身のほか、ご馳走というご馳走が盛沢山の食卓でした。
義母、すごく張り切って用意してくれてました。
素直に美味しくて、なんでも 美味しい 美味しい って言いながら食べていました。
義実家で特に話すこともない私は、美味しい って言う事が用意してくれた人への労いの意味もあると思って、あれも美味しい、これも美味しいって言葉にしていました。
盛り上がって(嫁たち以外)紅白歌合戦とか観ているとき、義母が「〇〇牛のステーキがあるから焼いて食べて!」と、言ってきました。
有名な〇〇牛のステーキ! ありがたく焼いて食べました。
当然、美味しく、これも 美味しい~~ って言いながら食べましたよ。
そしたら義母、
「そんなに美味しい?meikoちゃんの実家は農家だから、肉なんてめったに食べないからじゃない?」
だって。。。
全員、一瞬固まりまして・・・・・。
義弟が慌てて「農家だって肉は食べるだろ!」
と言ってくれたんですが、義母、自分の言動の気まずさに気づかず
「あら、農家は肉はあまり食べないのよね!」
って、私に同意を求める始末。
なんと答えたかは忘れましたが、うら若き嫁だった私は義母のいう事には強くは逆らわなかったですね
この日以来、義母のお料理を美味しいと言うのはやめました・・・