2021年1月26日、火曜日、
夜中の2時頃、私は、ハッと飛び起きました。
そして、いつものように、スマホをチェックしましたが、何の連絡もありませんでした。
また、眠ってしまいました。
また、ハッと飛び起きました。
時計を見ると、4時5分、
夢を見たのです。
夫が、死んでしまいそうな..
あーっダメ、ダメー！
スマホをチェックしましたが、何も無い！
あ〜夢かあ
心配だな
でも、今日は仕事だし、何の連絡もないから、
もう少し寝なきゃ！
7時位に家を出る予定で支度をしていました。
6時54分、電話が鳴りました！
病院からでした。嫌な予感！
「ご主人の血圧が少し低下しています。
まだ、今直ぐ来て下さいという状況では、ありませんが、報告させていただきます。
血圧を上げる薬とかしていいですか？」
私 「はい。もちろんです。
よろしくお願いします。ちょっと嫌な夢を見たので、
電話で驚いてしまいました。行かなくて大丈夫でしょうか？」
「まだ、いいと思います。
様子が変わりましたら、電話します。」
とのこと。
7時頃、慌てて仕事に行きましたが、
心臓がバクバクしていました。
まだ、来なくていいって言ってたしな
8時45分、病院から電話がありました。
「血圧が戻って来ないです。
なので、来てもらえますか？」
「今、仕事で◯◯市なので、午前中には、行けると思うのですが」
「わかりました。なるべく早く来て下さい。」
8時54分、また、病院から電話がありました。
「あのう、呼吸の状態が悪くなりましたので、急いで来て下さい！」
仕事をキャンセルして、家に帰り、支度して、
10時40分にT病院へ着きました。
ナースステーション隣の部屋に夫は、いました。
下顎呼吸になっていました
酸素吸入していました
意識は、ありませんでした
ナースさんから、
「昨日は、いつもと変わらずに過ごしていました。
リハビリの先生や私達とも話されていました。
今朝、突然、様子が変わりました。
血圧が下がりはじめて、意識がありませんでした。」
そして、N先生が、
「あと、1〜2時間ですかね。
昨日は、透析もやったんだけどね。
先週は、2回、
輸血もしっかりやったんだけどもね。」
ナースさんから、
「耳は聴こえていると思うので、話しかけてあげて下さいね。（夫の耳元で）
◯◯さん、奥さん来てくれたよ！
息子さん達も来てくれるって！
だから、もう少し頑張って！」
リハビリのI先生が来てくれて、
「僕が来るのをいつも、待っていてくれて、
色々話ししましたよ。話しながらだと、リハビリ頑張れるらしくて。」
そして、I先生が意識がない夫に話しかけました。
「◯◯さん、今日は、体調が悪いみたいだから、
リハビリは、お休みしますね！
また、明日、やりましょう！」
と、言って下さいました。
私は、もう号泣でした
最後をここの病院で良かったと思いました
夫は、私を呼んだのだと思いました。
私に夢で知らせてくれたのかなあ
間に合って良かった
でも、目をあけて！
一言でも、話して欲しかったな
と思いました。
顔を拭いたり、頭を拭いたり、
手を拭いて、握ったり、声をたくさんかけました。
モニターを見ながら、
あ〜どうしよう。
あ〜ヤダヤダ、どうしよう。
でも、もう、じゅうぶんがんばったもんね
もう、がんばれないよね？
うんうん！
辛い病気だったね！
辛い治療をひとりぼっちで、がんばったね！
みんなに、お見舞いに来て欲しかったよね！.....。
言い続けていました。
残念ながら、息子達は、間に合いませんでした
私が来てから、約2時間後、
血圧低下。
心拍数が低下。
心電図波形が平坦化。
心停止。
午後 0時35分 、N先生の死亡確認となりました。
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