祈りの幹細胞移植の日。 | 2021年1月26日、夫が亡くなってしまいました。

その前日、夜、血液内科主治医のS先生から電話がありました。


「腎臓、心臓の状態が、かなり悪くなっています。

透析については、腎臓内科の先生と話していて、今は、まだ、必要では、ないです。

心臓は、アミロイドーシスの影響だと思われるが、

いつ?心臓が止まっても不思議では、ない状態です。

いつ?その時が来るかは、予測できません。常に覚悟しておいて下さい。

6日、午前中に幹細胞を移植します。

7日から、白血球を増やしていきます。

状況を見てリハビリを行っていきます。


延命について、本人にお聞きしました所、

延命措置は、しないでほしい。

検体したい。

と申し出がありました。

家族で話し合って、下さい。」


と言われて、「延命措置については、本人の意向に沿います。検体については、家族と相談します。」

と返事をしました。




11月6日、移植当日。


0時20分に夫から「苦しい!熱も37.6度。


私の心は、もうどうしていいか?

どうしよう?

何をすればいいの?ほとんど眠ることが出来ない夜でした。






そして、18時頃、S先生から電話がありました。


移植は、無事に出来たけれど、

腎臓の機能が悪くなっていて、尿量がかなり少ない。

呼吸の状態が悪いです。

今晩を乗り越えられるか?が大事な所です。

腎臓内科の先生と話し合って、透析が必要になると思われます。

予断を許さない状況です。

本人さんは、とても頑張っています。


とのことでした。


移植が、出来た喜びは、あったのですが、

しばらく、毎日予断を許さない日々になったのでした。




この日の血液検査の結果




昨日から1日経っただけで、


クレアチニン    4.38→4.65   ポーンえーん


eGFR              11.7→10.9


尿酸                 9.3→9.5


尿素窒素          53→67


白血球             20.3→14.4      滝汗





いつ?病院から電話があるのか?わからないので、

最大音量の毎日でした  ショボーン

落ち着かず、何も手につかない。

ウロウロしていました。




コロナ禍じゃなければ、付き添えるのに えーん

病室は、個室になり、一人きりで、アミロイドーシスと闘うことになりました。