ずいぶん昔の話になるが,自動車の免許を取るために教習所に通っていた。
普通に仕事もしていたので,朝一番の授業のキャンセル待ちを毎日のように狙って,運転教習の回数を稼いでいたのだが,途中で上手くいかない教習項目で気持ちが折れて,2か月ほど間が空いてしまった。
冬期講習などを挟んで,気持ちをもう1度リセットして,朝一番のキャンセル待ちを復活させた。
よく分からないのだが,この2か月の空きのおかげなのだろうか,上手くいかなかった教習項目を一発でクリアして,何とか仮免まで行くことが出来た。
そして迎えた卒検。
やることというのは,ある場所で待っている教官の自動車の近くまで運転して,駐車させるというものだった。
教官の自動車のある場所までは,普段から教習で乗り慣れた道の途中だったのだが,その日はかなり道が混んでいて,いつの間にか教官の自動車を追い越していて,同乗の教官から,「もう追い抜いてしまいましたよ」と言われて初めて気が付いたのだった。
そこから意味不明な駐車場に入って方向転換して…などとやっていたら,「すぐ近くに止めなくてもいいんですよ」と再び教官。
何とか場所を確保して駐車させたのだが,ムダな作業をしまくったので,きっと不合格だと思いきや,なんと合格。
ヤマダイ先生に報告すると,「じゃあ,最終教習をしないとな」とのこと。
何かと思って尋ねると,「飲酒運転だよ」と,冗談にしても今の時代ならば完璧にアウトな発言に,何も言えず,ただ固まっていたのだった。
いやぁ,いろいろヤバい発言多かったんだよね,ヤマダイ先生…。