高市政調会長:TPP参加条件で指示 | APS-15SA

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2013年 2月

毎日.jp 02月07日 20時18分

高市政調会長:TPP参加条件で指示

http://mainichi.jp/select/news/20130208k0000m010074000c.html

自民党の高市早苗政調会長は7日の記者会見で、環太平洋パートナーシップ協定
(TPP)に参加する場合に備え、日本が守るべき条件の取りまとめを
衛藤征士郎・外交・経済連携調査会長と小里泰弘・農林部会長に指示したことを明らかにした。

高市氏は会見で「TPP交渉に参加するかしないかの判断権限は政府にある」と改めて強調。
その上で「タブーなき議論をしっかり進めて、日本が守るべき条件を整理する段階だ」と述べた。
党で取りまとめた参加条件は、政府が交渉参加を判断した場合、提言として申し入れる考えだ。

一方、自民党の議員連盟「TPP参加の即時撤回を求める会」(森山裕会長)は7日
党本部で会合を開き、会員が233人に増えたことを報告した。

【横田愛】


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NEWS ポストセブン

安倍訪米前の水面下交渉で日本側は早くも大幅譲歩強いられた

http://www.news-postseven.com/archives/20130208_170414.html

支持率も高く、上々の滑り出しを見せた安倍晋三首相にとって鬼門になりそうなのが
2月下旬に予定されている日米首脳会談だ。
昨年末に「オバマ大統領と1月中に会うと約束した」と自信満々に訪米を言明しながら
米国側から屈辱的な門前払いをされた経緯があるだけに、ようやく念願がかなっての訪米と
なるが、そこでは米国からTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加の表明という踏み絵を迫られる。

安倍訪米をめぐる日米の水面下の交渉では、早くも日本側が大幅譲歩を強いられた。
経済産業省の幹部が語る。


「米国側は首脳会談で日本のTPPへの交渉参加表明を強く要求している。
日本側は岸田文雄・外相を訪米させ、茂木敏充・経産相と江藤拓・農水副大臣がダボス会議で
米国のカーク通商代表と会談するなど複数のルートで交渉を続けた。
それは、安倍総理が訪米時に米国産牛肉の輸入規制を大幅緩和するというお土産を持っていく
代わりにTPP交渉参加表明は7月の参院選後まで先送りしてもらおうとしたからだ。

しかし、米国は強硬で、首脳会談で安倍総理が『聖域なき関税撤廃という前提条件がなくなれば
交渉に参加する用意がある』といった条件付き交渉参加のコミットメントを出さざるを得ない情勢だ」


※週刊ポスト2013年2月15・22日号