Buonasera!!
今回、世界で1番チビなバウマンを務めた、
4年内藤由希子です。
世界選手権のレース報告と11日の活動報告をさせていただきます。
ー世界選手権レース報告ー
【予選レース1日目】
私たち日本グループはグループAとなり、
オーストラリア、イタリア1、カナダ2、クロアチア、ポーランド、中国、オランダとの戦いになりました。
この日は3レース行われ、8−6−9位という結果になりました。
良かった点は、
1レース目トップスタートを切ることができたことです。トップスタートを切った瞬間は、バウから見て本当に気持ちよかったです。
課題点としては、
スタート前の動きが悪い点、1・2マークの間でペナルティーを取られてしまった点、ガルダ湖のよく振れる湖面でのタクティクスなどが反省点として上げられました。
自分の中では、3レース目のリコールをしてしまったことがとても悔しかったです。バウマンとしてスタートラインを見ていたのにも関わらず、出てしまったことが悔しいです。
【予選レース2日目】
2日目の組み合わせは、イタリア2、イタリア1、カナダ2、カナダ1、シンガポール、中国、マレーシアとなりました。
この日は2レース行われ、前日より順位を上げ、4-5位を取ることができましたが、ゴールドフリートに上がることはできませんでした。
良かった点は、昨日反省点として上げたスタート前の動きが良くなった点や他艇をもっと意識した走りができました。
課題点としては、レイラインにのせるタイミング、ロールをもっとみんなでかけにいくこと、ヒール量が上げられました。
【ゴールド•シルバーフリートレース】
シルバーフリートは4レース行いました。
順位としては、4−4−3−3位の結果となり、総合12位となりました。
3レースとも上1でのスタートを切ることができました。
2レース目では、即タックで右に伸ばし、全艇の前を切ることができ、上マークは1位回航することが出来た瞬間はとても嬉しかったです。
https://www.metasail.it/past/555/
↑私たちのレース展開をトラッキングシステムのこちら見ることができます。
ぜひ一度ご覧いただけると嬉しいです。
色んな国の選手と関わっていく中で、中にはオリンピックセーラーや世界選手権常連選手が沢山いました。そんな世界の強豪選手達と戦うことができ本当に嬉しく思います。
そして、自分と同世代のセーラーと話をしてみて、みんな将来の夢を明確に持っており、自分ももっと将来のこと考えないといけないなって思う良いきっかけとなりました。
【6月11日 活動報告】
とうとう最終日となりました。
デゼンツアーノからミラノへ移動し、ミラノで観光しました。デゼンツアーノとは街の雰囲気がまた異なっていました。
石壁がすごく綺麗でした。
私たちはミラノでドゥオーモを見学しました。
観光案内の人に詐欺られそうになりましたが、無事回避😊
中はステンドグラスが綺麗でとても幻想的でした。
そのあと、美術館で絵画を見たり
世界1綺麗なスターバックスに行ったりしました。
そして、最後の夜はみんなでイタリア料理のお店でディナーを食べに行きました。
カルボナーラもピザもリゾートも全部美味しかったです🇮🇹
カンパリはちょっと大人に味でした🍷🍊
最後に
自分達が目標としていたメダルとしては遠い結果となり悔しい気持ちもありますが、レースを通じて自分もチームも成長することができました。自分達ができることは全力で尽くし、チーム一丸となり最高に楽しいレースを行うことができました!
この自分達の経験してきたことを、次の後輩に繋げ、後輩も自分達と同じような経験をさせてあげたいなと思います。また、学んできたことを今後のディンギーに活かしていきたいです。
大会出場にあたり、家族や親戚からのご支援をはじめ、名城のOB様方、クラウドファンディングでご支援してくださった方々、本当にありがとうございました。
また、この大会の出場にあたり関わってくださった皆様、全力でサポートしてくれた部員がいたからこそ、無事大会を終えることができました。
この度は本当に応援ありがとうございました!
私たちの挑戦はまだこれで終わりではありません。
引き続き、これからも温かいご声援をよろしくお願い致します!!