弊社教科書「現代の国語」の冒頭教材のテーマはことば・思考です。
そのテーマで取り上げた教材は一つ目は「自分の時間で読み継ぐ」と二つ目「『ふと』と『思わず』」です。
二つ目の教材の随想「ふと」と「思わず」は言語論でありますが、「ことば」を文化としてとらえるならば
日本語とドイツ語を比べているあたりは東洋西洋の文化論ともいえるのではないでしょうか。
作者が日本人でドイツで生活しているということで二国間の比較にはなっていますが、この文章を起点として、日本語のある言葉が各国の言葉でどのように表現されているかを調べるとおもしろいかもと思いました。