超高齢者大国日本の未来を考える その2 | 明治物産株式会社 オフィシャルブログ

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昨年末にかけて株式市場は大荒れでした。特に日経平均は10月2日には2万4,245円と実に27年振りに高値を更新しました。アベノミクス効果も相まって、年末には日経平均は3万円になるという株式評論家もいました。しかしその後は下げ続け、12月には一時高値から5,000円以上下げ2万円を割り込んでしまいました。現在は2万円前後で推移していますが、リーマンショックの時のように、年金運用の失敗で破綻する厚生年金基金が出てくるのではないかと心配されています。

 

また追い打ちをかけるように12月19日に東証一部に上場したソフトバンクが、公募価格1,500円に対し初値が1,463円で終値1,282円という「通常IPOは初値が公募価格を上回り儲かる」という証券界の常識が崩れる瞬間を目の当たりにしました。そして「評論家や専門家でさえ当たらないのだから、やはり株は素人が手を出すと痛い目に合う」と改めて思った人も多かったに違いありません。

 

しかしソフトバンクも狼狽売りで損した人も多いとは思いますが、株価はその後まだ初値は超えていないようですが1,400円台まで戻しています。公開日以降に買った人の中には利食いした方も多いのではないでしょうか?

 

バブル時代に日経ダウがどんどん上がるので証券会社の店頭に「ダウを買いたいのですが?」とお客様が来たという話がありました。現在は証券会社で「日経225先物」が取引できます。今回の日経平均の5,000円を超える大暴落を先物売りで利益を上げた投資家も多くいることでしょう。また「日経225オプション取引」もありますので、これらの取引を利用することで持ち株に対するヘッジも出来ますし、逆に下げで利益を得ることも可能です。

 

株式投資についてですが、以前テレビでK-1王者でもあるプロ格闘家(キックボクサー)の方が出ていました。その方は副業で株式投資をしているそうで、自宅にディーリングルームがあり、それこそ億単位で利益を上げているそうです。格闘家を引退しても一生安泰のような話をしていました。

 

終身雇用、年功序列制度が前提の高度成長時代には、投資や投機で儲けた人達は素直に成功者と認められず「邪道」と毛嫌いされていました。企業に忠誠を尽くし真面目に働くことで昇給、昇進が約束され定年時には退職金が支給される。そして年金を受取り豊かな老後を過ごすことが「正道」であるという風潮が支配していました。

 

しかし終身雇用、年功序列制度が崩壊し、退職金制度がない企業が多く、ましてや今後ますます少子化が進み、将来年金が支給されるかどうかも分からない現在では、逆に投資や投機で財を成した人達は「秀でた才能も持ち主」として社会的にも成功者として認められる存在となっています。

 

現在はインターネットで株式、FX、先物、仮想通貨取引等、簡単に口座開設ができ、少額からでも取引可能な商品も多くあります。また口座を開設する前に「デモ取引」が体験出来る証券会社もあります。投資セミナーに参加してみたり投資関連の書籍で勉強するなり、相場の勉強はやる気があればいくらでも可能です。

 

前出のプロ格闘家のように「副業」の一つとして「株式投資や投機」を始めてみるのも良い考えだと思います。(つづく)