こんにちは、大和田です。
2023年3月8日~4月10日に行われたシャニマスとアニメイトのコラボカフェにて気になるメニューがありました。
それがこちら
気分はサイコー!川遊びドリンクです。
制作開始
ということで
シャニマスをやっている人なら見覚えのあるであろう川にやってきました。どうして太陽沈みかけの時に来たのかというと特に意味はありません。起きられなかっただけです。
早速土手を降りて川の水を汲んでいきます♪
ボイスドラマではもっと上流のキャンプを楽しむところにいますが、上流だろうが中流だろうがみんな同じ川です。細かいことは気にしません。
あと、川に行く時は服装に注意しましょう。虫に刺されたり、草木にかぶれたら面倒です。ちなみにこれが川での私です。サンダルにめっちゃ砂が入りました。
ということで川の水を汲んだのですが、ここで問題が生じます。
川の水はかなり汚い。
実は川の水、見た目は綺麗でも、微生物やらなにやら目に見えない汚れが多く存在します。少量なら口に入っても問題ありませんが、今回はドリンク作り。お腹を下したどころじゃ済まないでしょう。(そもそも川の水を使う必要なかったのでは?)
そこで汲んだ水を一度もちかえり、
ろ過→煮沸消毒を行うことにしました。
安全な水を
帰宅しました。こちらが川の水です。誤って飲まないようにするため、容器に「川」と書いておきます。
早速作業をはじめていきます。まずはろ過
100円ショップで購入したろ紙を使っていきます。お恥ずかしながら人生で初めてのろ過なのでとても苦労しましたが、なんとか砂利などを排除できました。
次に煮沸消毒
下の画像のように水を10分間沸騰させ、水中にいるほとんどの細菌やウイルスを死滅させます。
~10分後~
だいぶ菌が死滅したような気がします。火を消して、夜食でも食べながら水を冷まします。
冷ました後、意味があるか分かりませんが(多分ない)再度ろ過していきます。2回目ともなれば慣れたもんでごぜーますよ!
実飲!のはずが……
翌日〜
完成した「お水」をもって大学の授業おわりに川へやってきました。ボイスドラマではアンティーカのみんながわちゃわちゃ川遊びしていたので、写真には写っていませんが紫紺の会の会員を連れてきました。早速みんなに振舞っていこうとしたが……
「それ、蒸留した?」
そう言ってきたのは農学部の会員、わいけぇさん(19)。私が見せた瞬間、「蒸留するのが普通」だの「川の水を甘く見るな」だの「久川姉妹はかわいい」だの、とにかく蒸留をするように言ってきます。
そんなこんなで再度「お水」を持ち帰ったのですが、この時、私は蒸留を迷っていました。
愚者の独白
正直、ろ過をするために帰宅し始めたあたりで「これは本当に川遊びなのか?」と感じている自分がいました。「川遊び」という言葉の意味通りのことを忠実にやるつもりはなかったのですが、今やっていることは、あまりにもかけ離れているのではないかと悩み、何をすればいいのか分からなくなってしまいました。
ただ、綺麗にしたとはいえ川から持ってきた水をずっと家に置いておくのもなんか嫌だったので、とりあえず原点に帰ってボイスドラマを聞き直すことにしました。すると、アンティーカは「川遊び」をしていました。もう一度言います、「川遊び」をしていました。何を言っているか分からないかもしれませんが、「川遊び」をしていました。
「川遊び」という言葉には助詞がありません。つまり「川で遊ぶ」でも「川を遊ぶ」でも「川と遊ぶ」でも、どんな風に捉えてもいいわけです。そんな無限のドキドキとワクワクを秘めているのが「川遊び」なのです。もう私に迷いはありません。立ち止まることも、ありません!
蒸留
蒸留器具を用いるのが最善なのですが、値段が高く、知識も乏しいので、器具がなくても出来る簡易的な方法を調べてやっていきます。
まず、下の画像のように鍋にボウルを置き、ボウルの周りに蒸留したい液体を入れ、火をつけます。
液体が沸騰しそうになったら蓋をして、蓋の上に氷を敷きます。あとは蓋を開けずに蓋の上の氷を付け足しながら10分ほどこの状態にしておきます。
~10分後~
氷つんつん。ということで火を止めて鍋が冷えたら蒸留されてボウルに入った水を取り出します。
ついにできました。蓋が完全に密閉されるものでは無かったため、多くの水蒸気が空気中に出てしまい、水の量がかなり減ってしまいましたが、これが蒸留して完璧に飲めるようになった「川の水」です。
川遊びイノセンス
川へやってきました。今日は一人です、しかし独りではありません。この水にみんなの思いが詰まっています。
何も味付けをしない、そのままの味を楽しみます。では飲んでいきましょう。
変に生温かく、味もわからないくらい少量の水を飲んだだけなので、なにも感想が出ませんでした。
しかし味はどうでもいいのです。川では普段の生活を一瞬でも忘れ、老若男女いろんな人たちが、十人十色いろんなカタチで川を楽しみ、心を癒しています。その憧憬を私は川を拝みながら、安全な川の水を飲むことで表現する。
それが私の「気分はサイコー!川遊びドリンク」です。
以上、大和田でした。ありがとうございました。