今、中央アジアで何が⁉️2 | トランシルヴァニア カルパチア山脈 ドラキュラ城の黄昏

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中央アジアの旧ソ連諸国に対して、大国はそれぞれ思惑を持っている。経済力で進出しようとする中国、軍事力による影響力拡大を図るロシア、さらには民主化させて親米にしたいアメリカ。中央アジアの旧ソ連諸国が民主化し、親米になれば、地理的にも情報面でも中共に圧力をかけられ、米中戦争に勝利出来るからだ。このように、大国はそれぞれが相入れない思惑を持っている。

しかし、カザフスタンもそうだが、国民レベルで見てみると、明らかに中共は嫌われているし、親中派を一掃したい、脱共産主義を実現して民主化したいという空気が強いように思われる。

これは私の個人的希望なのだが、世界が中共という鬼を退治するための、思わぬ伏兵に中央アジアの旧ソ連諸国はなってくれはしないだろうか?

例えば、ロシアやアメリカを上手く利用しながら、脱中共していき、中国の影響を無力化して行く。中国が金を出したいというなら金だけもらっておき、後は知らん顔していればいい。

騒乱を起こして北京オリンピックを滅茶苦茶にしてやるもよし、「一帯一路」構想を台無しにして習近平の面子を丸潰しにしてやるもよし、元々反米という薄い絆で結び付いていた中国とロシアの弱い友情を引き裂いてやり、アジアにおける中国のパワーを封じ込めてやるもよし。

元々、親中といっても、中央アジアの旧ソ連諸国は、人種的にも文化的にも中国とは関係がない。彼らはイスラム教徒であり、むしろ漢民族より新疆ウイグル自治区のウイグル人たちのほうが中央アジアの諸民族に近いのである。そんなウイグル人にジェノサイドを行っている中共に対し、旧ソ連諸国がいい感情を持っているはずもない。

余り知られていないが、実は中国はウイグル人だけを虐待していたのではない。一部の旧ソ連諸国のイスラム教徒も新疆ウイグル自治区の強制収容所に入れて、人権無視の洗脳や拷問を加えていたことが、からくも強制収容所から生還した人々の証言で明らかとなっているのだ。彼らが中国を嫌うのにはそういう理由もあるのかも知れない。

いくら中共が箝口令を強いたところで、人の口に戸は立てられない。「中国がイスラム教徒にひどいことをしているらしいぞ」という噂が、既に中央アジア中に広がっているのかも知れない。

よくよく考えてみれば、中共という鬼を退治するのに、日本と台湾と香港などの東アジアだけでは荷が重い。仏教圏の人間はIQも高いし常識もあるから、あんまりクレイジーなことも出来ないし。しかし、中央アジアの皆さんは違う❗イスラム教徒で騎馬民族なのだから、東アジア人にはない発想もあるし、クレイジーさも段違いだ。ガーン❗と中共に一発かましてくれるかも知れない。

中共にマイナスになることや、中共の泣きっ面を見ることは何であれ大歓迎だ。頑張れアジア❗