みなさんこんばんわ。みちるです。
先日、二週連続となる女装店スタンプラリーに参加して来ましたので、今宵はその時の様子など書きたいと思います。
前回ご一緒させて頂いたJさんとまたスタンプラリーを回る約束をさせて頂いたので、前日の夜には何を着て行こうかと迷いながら着合わせをしてみたりと浮かれてしまいました。
女子的な思考ってこんな感じなのかなー。
などとそんな自分も楽しみつつ。
行きずりの身で図々しくお願いをしてしまって申し訳ないので、Jさんへのちょっとしたプレゼントを買ってみたり。
楽しいイベントとして、準備を進めておりました。
Jさんとまた会えるのかー。わくわく。
そもそも誰かと申し合わせて新宿二丁目に出かけるのは初めてのことです。
当日、最初に訪れたのは「新宿蒸留」さん。
(写真はXより)
Jさんとの待ち合わせの時間がかなりギリギリになってしまったみちる。
もう少し、あとすこしとメイクを直して時間が掛かってしまって。
なんか女子っぽいなーと思いつつ。慌てて出かけたらプレゼントの台湾茶を持っていくのを忘れるトラブル発生。
大切なプレゼントを忘れてきた事にお店についてから気が付くという。。。
Jさんと再会し、椅子に座って。
そんなタイミングになって浮足立っている自分に気が付く体たらくです💦
なんだか舞い上がってしまって一杯目にビールを注文してしまいましたが。
「新宿蒸留」は自家製のクラフトジンがとっても美味しいBar。
ママのかとまおさんはお綺麗だし、クラフトジンは美味しいしラベルも素敵だし。
なんだかすべてに追い付けない自分がもどかしくてたまりません。
Jさんの呑んでいるジンを一口頂いたりしつつ。
舞い上がっている自分に一喜一憂する序盤の展開になってしまいました。
なんだかこの界隈ではちょっと名の知れたチェイサーの方とこのお店で入違ったりしたようですが。
チェイサーっていうのは、女装娘の追っかけとか、女装娘好きでこの界隈に長く出入りしている方の総称のようです。
Jさんもチェイサーなのかな。。
まあ、それがどうであれ。
わたしにとってJさんは二丁目のことに深く精通した素敵なおじさまです。
そう思うほどに、プレゼントを忘れてきた自分が恨めしい。
ひーん💦
二軒目に伺ったのはMix Bar「NICOLE」さん。
ゆたかさんともう一人、イケメンマッチョな兄貴さんがこの夜はママでいらっしゃいました。
ここで隣り合わせたのは「みらいLOUNGE」で昼間に脱毛サロンをやっていらっしゃるなおさん。
「みらいLOUNGE」が沖縄・那覇の国際通りに二号店を出すのと合わせて、なおさんも沖縄に二号店を出すのだというようなお話を聞きました。
Jさんがキャストの写真が奢られたトレーディングカードを見せてくれながら、今は無き新宿界隈にあったショーパブ「黒鳥の湖」、そして六本木「金魚」のキャストの方たちのお話など聞かせてくださいました。
「黒鳥の湖」のOB・OGの中には二丁目界隈でママをやられている方もいて、お店が変わっても個人個人は形を変えながら街の一部として生き続けている二丁目の息吹のようなものを感じました。
そういえば、ここ「NICOLE」はマンボーの近く。
わたしが「ちょっと中抜けしてマンボーへ忘れ物を取りに行って来ます」と伝えたところ、Jさんも一緒に行ってくださるということでマンボー経由で次の店へ。
わたしはJさんへのプレゼントを取り戻し(笑)、ようやく少し、落ち着きを取り戻したような。
ドジっ娘か(笑)💦
まったく、いただけないですね。
次は「クロスドレス」さんへ行こうというお話をしていましたが、時計を見るとすでに22時半近くです。
それならばと、閉まるのが早い「粧」さんへ目的地を変更し、3丁目の方へ歩きました。
次に訪れたのは「粧」さんです。
(写真はXより)
満席で多少待ちましたが、スタンプラリーのルールで\1,000-で一杯呑んだら次の店へ向かうことになっているので。
多少待っていると席が空いて、わたしたちはちょうど世界卓球の決勝戦が映し出されたモニターの下に座りました💦
まあ仕方がないのですが。
この夜は日本VS中国という世界卓球の決勝戦が行われていて、店内も卓球のラリーに合わせて一喜一憂する展開です。
Jさんはここ「粧」さんで女装店スタンプラリーがすべて埋まり、ガラポンで女装店で使える飲食代チケットをゲット。
ここ「粧」さんが女装店マップや女装店スタンプラリーの事務局になっているので、わたしたちがいる間にも他に二人ほどガラポンをやりに来て。
ガラガラを回して金色の玉が出れば一等賞なので、そのたびに店内みんなで「金玉~」と連呼(^^;
しかし残念ながら、わたしたちがいるうちには金の卵さんは現れず。
世界卓球に飲み込まれて、すこし窮屈な時間を過ごしたわたしとJさんでしたが。
そのさなか、例のプレゼントを渡すことが出来たのでわたし的にはちょっと満足な瞬間でもありました。
二週連続で付き合ってくださいましたのでね。
お礼の気持ちがわずかでも伝わったら良いのですが(^^;
今宵最後に訪れたのは「クロスドレス」さんです。
(写真はXより)
日付が変わると一杯¥1,000-のスタンプラリールールは終了になってしまう日だったので、そうなる前に「クロスドレス」さんへ移動。
キャストのほたてさんがわたしたちの応対をしてくださいました。
八重歯のかわいらしい、お若い女装のキャストさんです。
そこそこ遅い時間ということもあり、お客さんはメイド姿の女装さん二人と純男さん、わたしたち。
歌舞伎町のおかまBar「ひげGirl」のこと、「ミミック新宿」やその前身「パラドックス」のことなどお話を聞きつつ。
女装店スタンプラリーということもあり、急ぎ足で飲み歩いた夜の新宿二丁目ですが。
なんだか舞い上がったり落ち込んだりして疲れてしまったみちるです。
二週連続でこんなみちるを夜の二丁目に連れて歩いて下さったJさん、ありがとうございました。
本当の経験、体験はこんなものでは終わらなかったのですが。
それはわたしやこの夜に出会った人たちとの間に生まれた、ほんの一瞬のきらめき。
その夜、その場にいた人にしか分かちえないこともたくさんありますね。
だからこそ、その場所を自分の足で歩くことにはとても意味があるのだなと思います。
今もなんだかカラダに籠った熱が抜けないような気もするみちるですが。
人の数だけある煌めきにほだされながら、新宿二丁目の夜は更けてゆくのでした。