おはこんばんちは!!

 

今日はレクサスGSのアライメントを行った時のことをば。

 

 

こちらのGS

足回りはフルアーム

ショックはエアサス

 

と言う大変お金のかかったお車。

そんなお車のオーナーのお悩みは。

 

「着地した時にエアが残っているのが気になるから

車高を上げて欲しい」との事でした。

 

エアサスなのに車高を上げる?

 

と思われる方も居ると思いますが

ハイブリッドエアサスと言われる車高調にエアバックが

付いたようなタイプだと

車高調整が出来るんですよね~

最近はこれが主流ですかね?

 

厳密に言うと車高調整は

もちろんエアで上げ下げするんですけど

エアーを張った状態の車高と

走行車高時のエア圧、

それとエアを全部抜いた時の車高

が調整出来るっていう仕組みです。

 

しかしこのタイプのエアサスの車高調整

これがエアーのホースが有ったりして

まぁまぁ大変なんですよね…

 

着地時にエアが残ってると言う事は

その分車高を上げたら上げ幅に振れるので

今回は着地時にエアがほぼ0になるようにセッティング。

 

四輪独立なので前後左右のバランスも

調整することになります。

 

考えて作業しているだけで熱がでそうですえーん

一通り高さが決まったら今度はアライメントです。

 

エアサスの車は

基本的に走行時の車高でアライメントを取ります。

 

が、リム刺しなど着地時の見栄えを考慮すると

走行時のアライメントは妥協する事になります…

 

エアサスの車のデメリットの一つですかねぇぶー

 

エアサス車のアライメントを取る時は

極力トー変化が少ないように秘密セッティングすることで

多少車高が違っても真っ直ぐ走るようになりますし

偏摩耗も極力抑えられます。レンチ

 

アライメントをしたら再度車高の調整をして

仕上げのアライメントをして終わりです。

朝から晩までかかりました。はい。

 

 

フルアームのエアサス車は熱が出ますえーんえーんえーん

 

全下げ着地状態です酔っ払い

 

紙一枚も入らない地面とのクリアランスは

エアサスならではの迫力ですね~100点