尊敬する女優(2) | ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき

尊敬する女優(2)

 「名品ショップ 」店長の佐島です。



 ハリウッド以外で上げるとしたらやはりこの方でしょう。


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 ジャンヌ・モロー(Jeanne Moreau)は、1929年1月にパリに生まれる。



 父は仏人、母は英国人です。フランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトアール)で演劇を学んで1948年にデビューを果たす。同年俳優のジャン=ルイ・リシャールと結婚するが、1児をもうけて65年離婚する。同77年ウィリアム・フリードキン監督と再婚するが、同79年に離婚しています。



 映画は、同53年から本格的に出演し、54年「現金に手を出すな」、57年「死刑台のエレベータ」、58年「恋人たち」、59年「危険な関係」、60年「雨のしのび逢い」。この映画でカンヌ映画祭で主演女優賞を取ります。その後、61年「突然炎のごとく」、62年「エヴァの匂い」、68年「黒衣の花嫁」、90年「ニキータ」と続きます。



 生涯出演本数は定かでありませんが、54本まで数えました。



 彼女はすごく美しいのではないのですが、知的な色気と退廃的雰囲気をかもし出す演技は天下一品です。昔テレビの対談で永六輔氏(1933年4月生まれ)が4つ年上の「彼女に首ったけ」と言っていましたが、年上の女の貫禄の演技もすばらしいです。



 特に口元をちょっと動かして感情を表現する上手さも光りました。演技力がありました。



 英国アカデミー賞も受賞しています。年とともに別の魅力が増していく女優は少ないです。



 30年の長期に渡りフランス映画界のトップに君臨した女優と評した方がいますが、まさにぴったりの表現です。



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