憧れの女優(3)-原 節子- | ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき

憧れの女優(3)-原 節子-

 「名品ショップ 」店長の佐島です。



 日本の女優で挙げるとしたら年代的にもこの方しかいないでしょう。




ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき




ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき



ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき



ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき



ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき



ネットショップ奮闘記~店長佐島のつぶやき



 2000年のキネマ旬報の20世紀映画スター日本編で女優部門1位に揚げられましたので、あながち私だけでないということです。

 和製グレタ・ガルボという人がいたのですが、容姿は似ていません。

 ガルボより15歳、バークマンより5歳後の1920年6月に生まれました。



 ガルボは28本の映画に主演して、36才で引退しますが、原氏は108本の映画に出て、42歳で引退しました。



 63年の小津安二郎監督の葬儀に参列して以来、公の場にも出ていません。この辺がガルボと似ています。



 さて、両親は佐賀県人で、義兄が映画監督ということで、女学校を15歳で中退し、35年「ためらう勿れ若人よ」でデビューを果たします。



 恵まれていたのは37年田中絹代の代役でドイツのアーノルド・ファンク監督の映画「新しき土」のヒロインに抜擢され、日独で評判となりました。



 原氏が美しいと認めたのは、日本では入江たか子で、海外ではバーグマンに憧れたようです。(原節子 あるがままに生きて:貴田庄、朝日文庫)



 私が見た入江たか子は化け猫の役なのでどうもピンときませんが、当時の色んな方が美しいと言っています。ただし演技に対しては厳しい意見があります。



 戦後、黒澤明の「わが青春に悔いなし」、49年今井正の「青い山脈」がヒットしました。

 でも何といっても小津安二郎とのコンビで作った6作品が後半の代表作でしょう。

 49年の「晩春」から「麦秋」、「東京物語」、「東京暮色」、「秋日和」、61年の「小早川家の秋」です。



 名品ショップへのご来店はこちらから→「名品ショップ