映画『シェーン』と女優『ジーン・アーサー』
「名品ショップ
」店長の佐島です。
『シェーン』については、まだ言い尽くせません。
シェーン役のアラン・ラッドは1913年生まれですが、51歳の若さで睡眠薬の多用で亡くなりました。
しかし長男は20世紀フォックスの社長になり、『スターウォーズ』を手がけた人物に成長します。
さて、シェーンで農夫ジョー・スターレットの妻、マリアン役のジーン・アーサーが今日の主役です。
彼女は91歳(1900ー1991年)と長生きをしました。
私は疎開から戻ると、大学を出るまで 目黒区 鷹番町に住んでいましたが、歩いて10分ほどの所にユニオン座という洋画専門の映画館があり、たまに兄や姉に連れられて見に行きました。
リバイバル中心の2本立ての映画館です。
『平原児』(1936年ゲーリー・クーパー主演)という西部劇を見ました。
『シェーン』よりずっと前です。
この主役の相手役が、ジーン・アーサーで、すごい美人という印象を持ちました。
私は結構ませていたのです。
やがて浪人・大学生時代によくテレビの深夜劇場を見ました。
その一つに『歴史は夜作られる』(1937年、ジーン・アーサー主演)があり、フランス映画界のスター『シャルル・ボアイエ』との共演はすばらしく、彼女の美しさに圧倒されたのです。
彼女は製作当時36-37歳ですがもっと若く見え、彼女が絶頂の頃でした。
その彼女が、マリアン役だと知って、大学時代にまたシェーンを見ました。
役を演じたのは、52-3歳でこの映画を最後に映画界を引退したのです。
あの人がマリアンかと知って見るとまた味わいがあります。
実際の年より若く見えますが、私はその美貌の衰えに傷つきました。
でも、昔の面影が目つきや表情にあり、演技力も向上して見ごたえがありました。
彼女はノルウェ系アメリカ人で、当時北欧系美人女優には、他に『グレタ・ガルボ』と『イングリット・バークマン』がいました。
別の機会に彼女らの素晴らしさをご紹介します。
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