親族の呼び名について
「名品ショップ 」店長の佐島です。
父母の呼び名について日本語は実にいろいろある。
世界でも珍しいのではないでしょうか。
母を例に取ると、お母さん、母さん、お母様、母様、お袋、お袋さん、おっかあ、おっかさん、母ちゃん、ママなどです。
更に最近では何とかちゃんと愛称もあり、これだけで10以上になる。
でも私の年代(60代)では大半が『お母さん』か『母ちゃん』であった。
ところが我が家では、父方の影響で『母様(かあさま)』『父様(とおさま)』と呼ぶのです。
この呼び名はかなりマイナーだったと思います。
幼稚園のとき、誰かに冷やかされて以来、外ではお父さん、お母さんといって無意識に使い分けていました。
因みに母方は『とおちゃん』『かあちゃん』でした。
話を戻すと、父方では祖父母、叔父・叔母は皆、おじい様、おばあ様、叔父様、叔母様と呼びました。
ところが今、私の姪や甥達は『おじいちゃま』『おじちゃま』になったのです。
まあ姪や甥たちが小さかったときの名残で、そのうち直さないと50歳を過ぎて『○○おじちゃま』とはいえないでしょう。
でもそうともいえないのは、未だ私は兄や姉のことを『○○ちゃん』といっています。
いまさら変えられません。
我が家では子供たちに、私は『とおさま』でなく『お父さん』『お母さん』と言わせていますが、家内は『ママ』『パパ』と言わせています。子供たちは小さい時からなのでごく自然に私と家内に対して使い分けています。
でもこの年になって見ると、『とお様』『かあ様』ってとても優しさと品があって、もっと堂々と外でも使えばよかったと反省しています。
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