今年も老人福祉施設協議会主催の愛知県老人福祉施設大会参加しました。
ウインク愛知で盛大に行われております。
まず高齢者福祉事業に長年にわたり寄与された方が表彰されました。
明範荘からは20年勤続の藤吉さん筆頭に4名の方が対象となり表彰されました。
この業界は離職率の高さに苦しんでいる面もありますが、長年にわたり明範荘で働き続けてみえるかたがこれだけいることはとても誇りに思います。
つづいて、各施設から介護事例の発表が行われております。
明範荘からは、代表して特別養護老人ホームの大谷さんを中心としたチームが発表をしました!
外出レクリエーションにただ参加してもらうのではなく、
自立支援のプログラムを施し機能回復して、自己決定のプロセスを入れたという事例です。
具体的には、重度認知症の方がリハビリをし、長距離歩行が可能となり、また意識レベルを改善させて、かつて普通におこなっていたヨシズヤでの買い物を自分の足でいって、自分でほしいものを自分で決めるという当たり前のことができるようになったという発表でした
当たり前のことをおこなうために、介護員が地道に取り組んだ道のりは本当に忍耐強く、毎日の少しづつの積み上げで買い物にいくことができたなあという印象でした。ただ、車でそこまでつれていき、車いすに乗ってもらって、こちらが注文した飲み物を介助して飲んでもらうということではなくて、そこにこだわってやることによってその人の人格を尊重していることがよく伝わってきました!
われわれの発表は介護員を中心とした発表でしたが、優秀な発表の多くは、PTやST、看護師、栄養士など専門職も関わり介護員をサポートしているのが印象的でした。今後われわれも多職種連携をどうにかより深めていくことを考える上でもとても参考になりました。
また次年度につかがる実り多き大会になったと思います