東岡崎居酒屋のアルバイトさんのその気持ち! | 串焼きホルモンが自慢 居酒屋「東岡崎 明月」の社長ブログ

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皆さん、こんにちは!

『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!





花金ですね~



花金。



花の



金曜日!



 Friday of flower!


 グーグル先生にお願いすれば、これぐらいはチョチョイのチョイで翻訳してくれますよ!


 先日、給料計算してたんですよ。

 みんな本当に頑張ってくれている。

 そんなことを考えながら、計算するわけですよ。


 アルバイトさんの給料計算しながら、僕がその子たちと同じ16歳の頃を思い出しましたよ。


 当時は時給500円の時代。

 親父がパチンコ屋さんの釘師で店長だったので、そのパチンコ屋さんでフロア掃除の手伝いを小学生のころから土曜日だけしていました。

 ちなみにそのパチンコ屋さんは昔の岡崎市民の皆様にはお馴染みの「赤風車」ですけどね!


 でも高校に入ると親父の息のかかってない場所で働いてみたかった。


 それも居酒屋で働いてみたかったんですよ。


 それで家からさほど離れていないまあまあ大きめの居酒屋さんの裏口から顔をのぞかせて、


「すみませ~ん、働かしてくださ~い」って声を掛けました。


 中から恐そうな大将が出てきて「中に入れ!」


 で、強面のまま長い面接。


 家庭環境とかも根掘り葉掘り。

 それで、

「お前みたいな根性ありそうな子は面白い!うちは人足りてるからいい所を紹介してやる!」


 そんなこんなで岡崎で一番流行っていた居酒屋さんでアルバイトをスタートさせましたよ。


 初めは皿洗い。


 当時世の中まだまだバブリーで毎日バスタブ2杯くらいの皿を洗って楽しかった!

 かなりのスピードで洗い物ができるようになると手持無沙汰になってきたので、はじめのうちはボーとしてたんですが、厨房でフラフラを始めて、怒られながら揚げ物を教わったり、おにぎりやお茶漬け作ったり、どんどん仕事を吸収していきましたよ。


 ひと月くらい経つと、おまえ面白そうだから接客してみろって話になり、突然接客に!


 これがまた楽しかった!

 お客さんにいじられながら、どれだけオススメできるのかも楽しかった。


 僕の身長より高く積み上げられたビールケースを眺めるとやったった感があった。←ちなみに平日!


 仕事を覚えるのがもう楽しくて学校も途中切り上げしてバイトへ!

 先生たちも学校でおかしなことしてるよりは、働かせた方が為になると思っていたみたい。

 当時はのどかだった。。。


 そんなこんなで時給500円なのにも拘らず、6万円の給料をもらった時には大興奮だった!

 ファミコンのカセットが5000円の時代。

 何でも買えるんじゃないかと思っちゃいましたよ!


 喜んで家に帰り、親父に給料明細とお金を見せましたよ!


 「こんなに貰っちゃったよ!」

 親父は嬉しそうに目を細めて言いました。


 「修司、今の気持ちを絶対に忘れるな。絶対に忘れるな。」

 僕は親父に確か、1万円渡した。

 すったもんだと押し問答はありましたが、親父は最後には嬉しそうに箪笥にしまっていた。

 僕からすれば、自分もいっぱしなんだと言いたかった。



 今でも思い出すんですよ。

 6万円の気持ち。

 親父が確りとポイントを記してくれた場所。


 今働いてくれているアルバイトさんにも正しい働きの価値を解ってもらえたらいいなぁ。

 うちの店は給料は現金手渡しにしています。

 お金の質感を分って欲しいし、僕自身がちゃんとお礼も言いたいから。


 渡すときにはいつも感謝の言葉とともに、この気持ちを忘れないでね!って心の中で思っています。


 あ!


 あれ!


 何かまともなブログになっちゃった!


 もう少しふざけるはずだったのに!







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