アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

アドラー心理学が大切にしているのが、「普通であることの勇気」という言葉です。



以下書いてあることをまとめてみます。

人は普通の自分が受け入れられないから、特別であろうとする。
だからこそ、「特別によくある」ことがくじかれたとき、「特別に悪くある」ことへと極端に飛躍してしまう。

しかし、普通であること、平凡であることは、本当によくないことなのか?
実は誰もが普通なのではないか?

ここで立ち止まってじっくり考えてみる必要がある。

……ということで

さて、バシャールによるとすべては本来中立です。そして創造のすることはただひとつ存在するということ。

これらから考えるに、人は生きているだけで充分だし生きているだけで価値があるのでは?

しかし人は暇であることを嫌う動物です。

だから競い合うことで暇を潰そうとしたのでしょう。

オリンピック、ワールドカップ、甲子園……そして仕事、美人コンテスト等々……
競い合って一番を目指した途端、目出度く人は忙しくなりました。

つまり生きること、存在すること、以外は単なるゲームなのではないでしょうか?
暇なので暇つぶしにやろうとみんなでルールを決めたゲームなのです。

しかし人は暇つぶしで始めたゲームに敗れると、なんだか自分が劣っているように感じ始めました。

そして、その罪悪感から自らの命を絶つという本末転倒な状況でさえ現れてしまったのです。

本来は生きているだけで充分で満足すべきなのに暇つぶしで始めたゲームの方が価値あるものになってしまった。

競争すれば優劣がつき負ける人が出るのは当たり前。
一番になれるのはたった一人だという当たり前。
肉体の能力には個人差があるのは当たり前。

その当たり前が受け入れることができなくなってしまった。

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。