アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

あらゆる問題行動、たとえば不登校やリストカット、未成年による飲酒や喫煙なども、すべては「安直な優越性の追求」です。最初にあなたがお話ししていた、引きこもりになったご友人も同様でしょう。



この本によると「安直な優越性の追求」とは、本来なにかしらの結果を残すためには、一定の努力が必要になるのに、「特別に悪くあろう」とする子どもは、そうした健全な努力を回避したまま、他者の注目を集めようとすることだそうです。

努力すればなんらかの結果を得られるのはある程度当たり前の話です。
それは事実です。

人の嫌がること、人がやらないこと、をやればこの社会では何らかの結果を得ます。
それも大抵は良い結果を得ます。

そして優越性を感じるわけです。

さてバシャールにはこんな言葉があります。

自分が一番ワクワクすることを「自然にやってくる一番明白な機会」に行動に移せば、努力はまったくいりません。「自分でしたいことをするには、たくさんの努力とスタミナが必要だ」という観念は、丸めて窓から捨ててください。 : バシャールの学校

「自分が真に一番強く望んでいることは、努力の必要なしに実現化できる」ということです。なぜなら、それがあなたの本質に一番近いからです。スタミナが必要になるのは、「自分自身でないもの」になろうとしているときだけです : バシャールの学校

……ということで、この現実世界では、なんらかの結果を残すには努力が不可欠ではあるが、その努力が辛いものである必要性はないってことですね。

楽しくワクワクとして努力をすればいい。

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。