アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

「自分にできること」と「自分にはできないこと」を見極めることさえできれば、裏切りが他者の課題であることも理解できるし、他者信頼に踏み込むことも難しくなくなるでしょう。



ここまでを以下にまとめてみます。

他者を無条件に愛した時、裏切るか裏切らないかを決めるのはあなたではなく、他者の課題です。

あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいい。

自分と他人の課題の分離ができるようになると人生は驚くほどシンプルになる。

無条件の信頼とは、対人関係をよくするための「手段」です。

この時、関係をよくしたいと思わない他者を断ち切ることは、あなたの課題です。

信頼することを怖れていては、誰とも深い関係は築けない。

「他者信頼」によってもっと深い関係に踏み込む勇気を持ってこそ、対人関係や人生の喜びが増す。

では、裏切られることの恐怖に打ち勝つ勇気はどこから出てくるのか?

それは自己受容です。
ありのままの自分を受け入れ、「自分にできること」と「自分にはできないこと」を見きわめることです。

われわれは、他者を信じることも疑うこともできる。
他者を仲間と見なすことを目指すなら、どちらを選択するかは明白です。

幸福になるのには、幸福になる道を自分で選ぶ、選択するだけです。不幸になる道を選ぶ代わりに幸福になる道を選ぶだけです。自分で幸福を選ぶとき、すべてのまわりで起きていることが、幸せな出来事になります。 : バシャールの学校


以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。