アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

なぜ人は介入してしまうのか?その背後にあるのも、じつは縦の関係なのです。対人関係を縦でとらえ、相手を自分より低く見ているからこそ、介入してしまう。介入によって、相手を望ましい方向に導こうとする。自分は正しくて相手は間違っていると思い込んでいる。



他者の課題と自分の課題の分離ができずに、他者の課題に介入してしまうのは、対人関係を縦の関係でとらえて、さらに相手を自分よりも低い存在であると見て、相手を自分の望ましい方向に導こうとするから、ということになりますね。

まあ確かに相手を自分よりも高く見れば「介入」する気は起きないかも知れません。
そもそも自分よりも高い存在を自分の望ましい方向に導けるとは思えませんから。(^-^;

……ということで、自分が相手の課題に介入しようとしている時には、相手を自分よりも低く見て、そして相手を自分の望む方向に導こうとする心理である、というのは頭の片隅に置いておいても損はないかもしれません。

この文明の中で混乱が起きてきたのは、皆が違う見方をしているからではありません。違う見方をしている人達が、自分の見るものだけが一番正しいと思ってきたからです。 by バシャール

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。