アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

そもそも劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識です。あらゆる人に対して「同じではないけれど対等」という横の関係を築くことができれば、劣等コンプレックスが生まれる余地はなくなります。



ただ……

成功したいから劣等感を克服したいとなると

成功という究極の「縦の関係」を築くために「横の関係」を求めることになり

そこに欺瞞が生まれる気がします。

これを解消するには「縦の関係」に依存しない新しい成功の定義が必要となる気がします。

……ということで、ここがスピリチュアルが真のスピリチュアルであり続けるか利益と名声を重視した欺瞞へと陥ってしまうかの分岐点に思えます。

「横の関係」を求めれば劣等感から解放され、結果、いわゆる「成功」の階段を駆け上がっていけるかもしれない。

しかし世間一般で言う「成功」とは究極の「縦の関係」であり、そういう「縦の関係」を求めればいずれまた劣等感に悩まされることになる。

ポイントは、ズバリ、「同じではないけれど対等」という横の関係重視ということなんでしょうね。

それが本当の謙虚さなんでしょうね。

もしいま成功できていないのであれば、まずその「成功」という言葉を定義し直してください。社会が定義している内容と、実際に自分のワクワクや情熱にしたがって正直に生きたときの「成功」とは別ものかもしれません。 by バシャール

成功とは、あなたが生まれながらに持っている権利です。あなたは、それ以外のものにはふさわしくありません。成功するために何かを学ぶ必要もありません。あなたはただ存在しているだけで、すでに成功そのものです。:バシャール 2006

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。