アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

過去から未来、そして宇宙全体までも含んだ、文字通りの「すべて」が共同体なのだと提唱しているのです。
(中略)
アドラー自身、自らの語る共同体について「到達できない理想」だと認めているくらいです。



アドラー心理学では対人関係において最終的に何を目指すか?

それは「共同体感覚」です。

対人関係において課題の分離を出発点として最終的に目指すのは「共同体感覚」です。

そしてその「共同体感覚」とは、他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられること。

文字通り「すべて」、過去から未来、そして宇宙全体までもが仲間であると見なすこと。

スピリチュアルの流れのなかでこれが語られるのなら違和感はないでしょうが、心理学の流れでこれを語られると確かに違和感があるでしょうね。

そしてアドラーの言うように未だ人類が到達できていない理想です。

創造の中には「大いなるすべて」しか存在しません。すべてのものがその「大いなるすべて」、その「ひとつのもの、ワンネス」から派生している単なる表現の違いだけだということがわかり始めると、すべてがシンプルに見えてきます。 by バシャール

分離の感覚というのは、皆さんにとっては、本当はアンナチュラルな不自然な感覚です。 そして、皆がひとつである、よりつながっている状態、そういう意識というのがよりナチュラルな状態です。 by バシャール

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。