アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

他者を仲間だと見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられることを、共同体感覚といいます。
(中略)
アドラーは自らの述べる共同体について、家庭や学校、職場、地域社会だけでなく、たとえば国家や人類などを包括したすべてであり、時間軸においては過去から未来までも含まれるし、さらには動植物や無生物までも含まれる、としています。



この本では、人間関係における課題の分離は、他者を遠ざける発想ではなく、複雑に絡み合った対人関係の糸を解きほぐしていくための発想だと言います。

そして、対人関係は課題を分離したところで終わるものではなく、課題の分離は対人関係の出発点だと言います。

対人関係の出発点が「課題の分離」であれば、そのゴールは「共同体感覚」だそうです。

ということでアドラーは、過去や未来だけではなく、動植物や無生物までをその共同体に含むようです。

アドラーがこの概念を提唱した時、多くの人々が彼のもとを去ったそうです。

しかし、いままでずっとバシャールを学んできた私たちにとっては、特に奇異には感じません。

むしろ当然の様にさえ思えます。


すべてはひとつです。永遠であり、無限であり、そして、ひとつである。永遠に可能性のすべてを映しだしているだけなのです。すべての次元も、すべての宇宙も、すべての現実も、ただひとつの意識を現しているだけなのです。 by バシャール

すべてはひとつなのだということを動物や植物は知っています。彼らは彼らのありのままの姿でいることをとても喜んでいます。自分たちが与えられている才能を表現し、分かちあうことにエクスタシーを感じています。 by バシャール

自分の中を非常に静かにして、喜びのエネルギーと共に耳を傾けてください。植物や動物、ほかの生命体が言っていることがわかるようになります。少しずつ、だんだんとはっきりわかるようになるでしょう。 by バシャール

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。