アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

誰からも嫌われないためには、どうすればいいか? 答えはひとつしかありません。常に他者の顔色を窺いながら、あらゆる他者に忠誠を誓うことです。



しかしこのとき、大きな矛盾が待っていると言います。

できないことまで「できる」と約束したり、取れない責任まで引き受けてしまい、結局嫌われてしまう。

ゆえに課題を分離することは、自己中心的なことではなく、むしろ他者の課題に介入する方が自己中心的発想だと著者は言います。

……ということで

誰からも嫌われたくないと思っている人ほど、スピリチュアルに関心を抱きやすいように思います。

あるいは10人のうちの一人に嫌われたら、好かれている9人ではなく嫌われているその一人に執着してしまう人が……。

課題の分離を説くアドラー心理学と万人への無条件の愛を説くバシャールでは両者の思想は真逆に思えますね。

逆説に向かい合ったときは、本質に近づいているというしるしです。なぜならば、中心にいるときにのみ、それらの矛盾に見えるもの、相反して見えるものが、再び、ひとつのものとして調和できるからです。 : バシャールの学校

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。