アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

「われわれは競争や勝ち負けの眼鏡を外してこそ、自分を正し、自分を変えていくことができるのです。」

以下ここまでをまとめてみます。

人生は他者との競争ではない。

「優越性の追求」とは、自らの足を一歩前に踏み出す意思のこと。
誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばよい。

健全な劣等感とは、「理想の自分」との比較から生まれるもの。

私たちは「同じではないけど対等」な存在。

競争が自分が自分であることを邪魔をする。

競争の先には、勝者と敗者がいるので、人は対人関係の悩みや不幸から逃れられない。

必然的に劣等感も生まれてくる。

不健全な劣等感は世界のすべてを敵に見せる。

さらにたとえ勝ち続けても、競争の中にいると、心が安らぐことがない。
敗者にはなりたくないので、常に勝たねばならない。
他者を信じることができない。

幸せそうな他人を素直に祝福できないのは、他者の幸福を自分の負けだと考えるから。

人々は自分の仲間だと実感できていれば、世界はもっと違ったものになる。
世界は安全で快適な場所に映る。

主張の正しさは、勝ち負けとは関係がない。
自分が正しいと思うのなら、他人がどんな意見であろうと、そこで完結すべき。

誤りを認めることも、謝罪の言葉を述べることも、権力争いから降りることも、
「負け」ではない。

優越性の追求とは、他者との競争によっておこなうものではない。

「われわれは競争や勝ち負けの眼鏡を外してこそ、自分を正し、自分を変えていくことができるのです。」 - 『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。