アドラー心理学に基づいた本『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』には、こうあります。

「われわれはみな、なにかしらの『目的』に沿って生きている。それが目的論です。」

たとえば引きこもりの場合

外に出ないという目的のために不安や恐怖をつくり出している。

理由は、引きこもっていれば、親の注目を集めることが出来るし、丁重に扱ってくれる。

一方、外に出てしまうと、誰からも注目されない「その他大勢」になってしまう……

……とのこと。

このアドラーの言う「目的論」は単なる見方のひとつなのか、それともほんとはそれが事実なのか、私には判断がつきませんが……。

バシャール的に言えば観念が現実をつくるので、「原因論」も「目的論」も、どちらも正しいことになります。

この「目的論」を日常の全てに当てはめて考えると、究極的には、現実というのは夢である、とも言えそうですね。

現実は夢であるというのはバシャールが何時も言っている言葉です。

もし現実が夢であるのなら、現実の全ては自分が創っていることになり、現実の全てにはその創った理由があることになります。

理由があるということは同時にその目的があるということになります。

こういう目的があって何々が存在し、その理由は何々である……となると思います。

もし現実がバシャールの言うように夢であるのなら、現実の全てにはその存在する目的と理由があることになります。

となるとここでもバシャールの言うこととアドラーの言うことは一致します。

ひとつだけの意識を持った存在に目覚める時、今まであなた方が何千年も確固とした現実だと信じていたことが、実は夢だったということに気づきます。 : バシャールの学校

みなさんがなにを学んでいるかというと、いわゆる夢というものが現実であって、今の現実というものが夢だということを学んでいます。 by バシャール


以上、岸見 一郎 さん (著), 古賀 史健 さん (著)『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を参考にさせていただきました。