先日取り上げたアドラー心理学では、物事を原因論ではなく目的論で考えるそうです。

なので、過去は関係ないそうです。

トラウマも存在しないそうです。

「嫌われる勇気」にはこんな例が載っていました。

好きな男性の前に出ると顔が赤くなって困ると悩んでいる女性の話です。

この場合、恥ずかしがり屋とか内気であるとか過去のトラウマとかそういうものが原因で顔が赤くなるのではなく、好きな男性と会いたくないからその目的達成のために顔が赤くなると分析します。

なぜ好きなのに会いたくないのか?
それは、もしその男性に会って告白してフラれたら傷つくからです。それが怖いからです。

顔が赤くなるのを理由にその男性に会わなければ、告白することもなく、よって永遠にフラれる怖れはないからです。

つまり顔が赤くなる原因は過去にはなく、現在における目的達成の手段にすぎなかった。
彼に会わないことが目的で顔が赤くなっていた。

このアドラーの言う、原因論ではなく目的論で考えるというのは斬新だし面白いですね。
実生活でもいろいろと役に立ちそうです。

さて、ではバシャールは過去と言うものについてどんなことを言っているでしょう。
以下に列記してみます。

過去を現在において変えることができます。未来に向かっても、過去に向かっても、無数の組み合わせの人生があるからです。自分の今の波動を決めることによって、それに応じて過去と未来から現在の自分に「影響するもの」が変わります。 : バシャールの学校

現在持っている自分の考え、定義を変えたとき、本当に違う人間となったとき、みなさんは未来を変えます。そして過去も変えます。 : バシャールの学校

ある出来事を引き起こした考えが何であれ、それを体験している瞬間に、「その出来事にどんな意味を与えたか」が、そこから自分がどんな影響を受けるのかを決めます。 by バシャール

アドラー心理学とバシャールを組み合わせると、現在において何を目的とするかによって過去に対する意味づけも変わって来る、とも言えるのかも知れません。