悩みを完全に克服する方法 : バシャール的読書 『道は開ける』

以下に、デール カーネギー (著), Dale Carnegie (著), 香山 晶 (著) 『道は開ける 新装版』P.265-292をまとめさせていただきました。

悩みを完全に克服する方法と冠したこの章の副題は「私の両親はいかにして悩みを克服したか」

母は決して悩まなかった。
母は心の悩みをすべて神に訴えていた。

病気の半数以上が悩み・不安・緊張・恐怖から起こり
祈りと信仰はその原因を追い出してしまう。

宗教には二つだけ大切なことがある、それは心から神を愛することと、隣人を自分同様に愛することである - イエス・キリスト

ラジオから流れて来た讃美歌に聞き入って自殺を思いとどまった人が気づいたのは
「私は自分ひとりであらゆるおそろしい闘争に立ち向かおうとしてきた。祈りによって、すべてを神におまかせしようとしなかった……」だった。

「祈りがなかったら、私はとっくのむかしに気が狂っていたであろう」 - ガンジー

苦難に苦難を重ね、自分自身の力の限界に達すると、私たちの多くは絶望して神にすがる。

失意落胆に打ちのめされていたセールスマンが神に祈った時に希望の光が射したのは次のような聖書の言葉によってだった。

「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べものより大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種もまかず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だがあなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは鳥よりも価値のあるものではないか。……何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすればこれらのものはみな加え与えられる。」

祈りを捧げ、これらの言葉を読んでいた時、セールスマンに奇跡が起こった。

彼の神経の緊張は消え去り、不安・恐怖・悩みは、心暖まる勇気・希望・輝かしい信念に変わった。

彼は泊まっていたホテルの勘定を支払う金さえなかったけれど幸福だった。

自分だけに頼る人間は容易に敗北を喫してしまうが、心に神の力をみなぎらせている人間は決して負けない。

彼はそう思った。

車ごと河に突入しようと考えていた事業に失敗した経営者は、途中で車を降りて、あらゆる問題を神の意志にまかせようと決心した。

すると、不思議なことが起こった。あらゆる問題を自分より偉大な力にゆだねたとき、何ヶ月も味わったことのない心の平和を感じたのだ。

彼はそこで、祈ったり泣いたりしてから、家に帰り熟睡した。

翌朝、目を覚ましたときには彼には自信が生まれていた。
彼には、もはや何もおそろしいものはなかった。
なぜなら神の導きにゆだねたからだ。

祈りは神を信じる信じないは別として、あらゆる人々が共有する非常に根源的な三つの心理的欲求を満たしてくれる。

1. 祈りは、何のために悩んでいるかを言葉で正確に表現する助けになる。

2. 祈りは、自分ひとりではなく、だれかと重荷を分担しているような感じを与える。だれにも話せないときには、いつでも神に訴えることができる。

3. 祈りは、行為という積極的な原理を強制する。行動への第一歩となる。

以下は、バシャールの言葉です。

「ワクワク」というのは、自分が本当にやりたいことをやっている、やりたいことを知っている、もしくは、非常に内なる穏やかさ、心の平和がある、ということです。「ワクワク」の波動は、存在の非常に基本的な波動です。 : バシャールの学校

バシャールの実践:自分の観念体系すべてを使って、情熱を傾けているものに15分間集中した後、それを実現させるための最良の方法は、「それを手放し、ゆだねて、実現するかどうか気にしない」ということです。

「ワクワク」と「怖れ」は、同じものです。一方は肯定的な立場から、もう一方は否定的な立場から見たものです。ひかれるエネルギーを信頼するとき「ワクワク」になります。ひかれるエネルギーを疑うとき、それは「怖れ」になります。:バシャールの学校

怖れとは、目覚まし時計のようなものでもあります。「起きる時間だよ、起きる時間だよ」「何かを見る時だよ」「行動する時だよ」と知らせてくれているだけなのです。 : バシャールの学校 – BASHAR2006(バシャール2006)より