アルボムッレ・スマナサーラ さんの『怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)』という本には

「怒らないでいる瞬間には、自分がその状況に打ち勝っているということを、しっかり感じて覚えておいてください。そうすれば負け犬にならず、勝利者になれるのです。」

とあります。

怒りは負け。

怒った方が負け。

たとえ自分が社会規範的に正しくて相手が間違っているとしても、怒ってしまうと、自分は気分が悪いです。そして、自分の方が正しいのに、なんで私は気分が悪いの?と、さらに相手に憎しみが湧いてきます。

そして、二倍気分が悪くなります。

まさに、善悪の勝負には勝っているのに、怒った時点で気分が悪くなり、負けに等しくなってしまいます。

でもだからといって、悪を見逃せと言うことではなく、怒ることと叱ることは違うということです。

怒りに関しては、こんなバシャールの言葉があります。

自然の怒りというものは十秒から十五秒しかもちません。ワッとくる感じ、何かものを見たとき、自分の内と外は違うんだと思ったとき、パッと瞬間的にくるエネルギーなのです。by バシャール

……ということで、十五秒だけの辛抱のようです。