「私をスキーに連れてって」「波の数だけ抱きしめて」などの映画や

「東京いい店やれる店」などの書物や広告などの企画プロダクションである

ホイチョイプロダクション(すげえ名前だな)。

ビックコミックスピリッツに連載中の「気まぐれコンセプト」は

広告業界のゆるくていい加減な一面(?)が垣間見える四コマ漫画です。


その気まぐれコンセプトで

LEONを電車の中で読むのはエロ本読むよりはずかしい

というネタがありました。

そうかな?とりあえず最新のLEON6月号の見出しを見てみましょう。


災い転じて福となす!?モテるオヤジの貫禄ボディとは!?
イタリアオヤジ界、セレブ界の貫禄オヤジテク
ゴツいオヤジ指にキラキラワザ
カシミアミルクにちょいムチ胸の合わせワザ
ダーツの入った白シャツに年輪を重ねた後ろ姿
ハゲにはヒゲ
枯れているからこそ「ほのかに」いい香りが効果的
太い脚だからボトム細っ!
ちょい枯れ感はテロテロブラック
ゴツい足元は日焼けにサンダル
オヤジボディだからシンプルT
オヤジのツッカケはちょい焼け+カカトきれいに!

ボチャ腹は隠すな!だからスリット入りのピタポロ
旬のダブルの紺ブレは貫禄腹が一番似合う
シワが多いほどウインク強し!
ちょい焼けこそオヤジの特権
枯れたゴツい腕だけの特権とは?
さらにオヤジボディを格上げ 貫禄小ワザ!

連載 Sexy Style Techinique
火照る素肌に一発リッチ&SEXY

この夏イタリアでマスト!ちょいスケな「麻のシャツ」

う、うーむ…

女性(主にOL)の立場で考えると会社で隣のデスクでEXCEL開いたり、

電話でアポイントの連絡とかをくれるおじさんが

裏でこんなにモテたいマグマを燃やしていると考えるとひいちゃうかも…

エロ本とは違う意味での恥ずかしさはありますな。


しかし、マーケティング面に目を向けるとLEONは

最近では最も成功した雑誌の一つです。

メインのターゲットである(多分)40歳代前後の成年男性は

20年近く前、メンズノンノなど男性ファッション誌が創刊したころのターゲット層で、

雑誌でファッションの情報を収集することに慣れているにもかかわらず、

今までそんな雑誌はなかったのです。

もちろん彼らは家のローンやら子供の教育費なんかで

自由に使えるお金がないように思われがちですが、

大企業に勤めたり、自分で会社を経営して高収入の層が

確実な割合でいるわけです。

その決して多くはないが小金はもっている層の欲望を刺激する

雑誌を作った結果、アパレル業界を中心に高い広告料をせしめることに成功し、

他社が争って同じコンセプトの雑誌を発刊し、

近いコンセプトの女性版姉妹紙「NIKITA」まで発刊と

出版業界の一ムーブメントになっています。


ファッションにうとい着の身着のままの野良リーマンの

私がいうのもなんですが、

オシャレなおじさんが日本に増えるのは良いことなんじゃないでしょうか?

少なくとも電車の中で隣り合った女性のお尻を触ったり、

まだ女性とはいえない女の子に「萌え~。」とか言ってるより、

大人の女性にモテようと正々堂々と努力するのは全然マトモだと思います。


そういう訳で女性はモテたいオヤジをもっと優しい目で見てください!

で、モテたいオヤジはLEONを電車で読まないこと!

で、どうでしょうか