以前にも御紹介した元リクルートの創刊男ことくらたまなぶさんの
「創刊男の仕事術」から
くらた先生が言うには「属性で人は口説けない。」
20代OL、30代会社員、自営業、既婚・未婚、年収○○○万、
そんな属性でターゲットをわかった気になってはいけないとのことです。
確かに私の周りの30歳会社員でも
普段は吉野家や松屋でお金をセーブして、旅行でどばっと使うF君、
「営業にとってスーツは鎧だ。」と言ってボーナス払いでスーツを買い捲るM君、
独身なのに両国にマンションを買っちゃったE君、
と消費行動は全然違います。
属性で語らない、というのは大事だと思います。
というよりも、一人の消費者が、時と場合によって違う人間のように
消費行動をおこすという複雑な状況になってます。
特に単価の低い商品、頻度の高い商品にそれが顕著のようです。
くらたさんが関わった「じゃらん」の旅行を例に出しますと、
ある28歳のOL
職場旅行の幹事として
「できるだけ安く、まわりに観光ポイントが多い宿。」
半分親が出してくれて家族と行くなら「奮発して料亭旅館。」
大学時代の同姓の親友と三人だから「貸し別荘でいいか。」
上司に頼まれて「コテージ&ゴルフ接待」を手配。自分もお供する。
彼氏と休暇を使って「飛行機で沖縄リゾート。」
不倫中のあの人とは「誰にも合わないひなびた温泉。」を必死に探す。
成熟した市場であればあるほど、消費者は一人七色、十色となってくる。
まあ、どんな仕事でも今までの成功例に甘んじていてはいけない、
ということですか。