ニュースでも一時大々的に放送されていましたが、日本政府は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に難民認定(マンデート難民)されているトルコ国籍クルド人、アハメット・カザンキランさん(49)とその息子さんを、強制帰国させる決定をしました。
 自分たちの権利を守るために反政府的な行動をした彼らはトルコにしたら迫害されるのは明白で、それを知っていて強制送還行った日本はこれでも先進国か?と恥ずかしくなります。
 日本は北朝鮮に対して、拉致被害者の人権を侵していると抗議していますが、その日本が人権をないがしろにする国というのはどうなんでしょうか?
時にはリスクを取っても信念を示さなければならない時があります。日本にいる難民認定者の人権を保障することにより、北朝鮮と正面から向かい合えるのではないでしょうか?
 情けは人のためにあらず、なのです。