最近、日本でも市民バンクの活動が活発になっています。
大手の銀行や企業を辞めて設立に参加する方もいるようで、
熱意や行動力のあるが資金のないNPOなどと
良い連携が生まれることが期待できます。
そして日本で最も有名な市民バンクといえば
ミスチルの桜井さんとプロデューサー小林武史さんが
中心となって設立したapバンク でしょう。
お二人とも我々小市民からみれば何の生活にも困らないほどの
お金を稼がれているのですが、それで自分や家族だけが
幸福に暮らすことだけで満足せず、社会的な責任を果たそうという姿勢は
すばらしいと思います。
お二人はバンクのメンバーと一緒に定期的に金融の勉強会を開くなど、
お金を出すだけではない強い関わりを目指しているようです。
80年代からアーティストがチャリティに関わるのが
ひとつのトレンドのようになっていましたが、
短期的な活動で終わったものや
売り上げのうちどのくらいがチャリティに使われたか不明なような
中途半端なチャリティも少なくなかったようです。
融資先について調査したり、資金を回収するのは手間がかかりますが
資金を社会のために効果的に使い、活動を永続させるためには
現状では一番良い方法だと思います。
小林武史さんのバンドMY LITTLE LOVERのヒット曲
Hello,Againの歌い出しの歌詞
自分の限界がどこなのかを知るために ボクは生きてる訳じゃない
は一人の人間が自分の可能性に挑戦するための宣言であり、
自分への励ましでもありますが、
人類が自分たちの未来を自分たちでコントロールするための
宣言と励ましともとれるような気がします。
小林武史さんはアーティストとしての活動とapバンクの活動を
両立していくことが自分が現在できるベストだということを
インタビューで言っていましたが、
我々も目の前の仕事を片付けることと、
ちょっと俯瞰して社会や環境のために行動することを
両立できるようにしたいものです。
