これはジュビロ磐田の初代総監督でヤマハフットボールクラブ元社長、
荒田忠典氏の名言です。

「世界を目指す」という目標を掲げ、規律とシステムを重んじるオフト、
選手個人の力を活かしつつ徹底的に勝敗にこだわるフェリペ・スコラーリ、
ピッチの鬼軍曹ドゥンガと世界基準を持ち込む人材を呼びました。

とくにスコラーリとドゥンガはチームが勝っても負けてもより高いレベルを求め、
日本人の監督やキャプテンなら相手のプライドもあるから、
と遠慮することまで発言し、選手一人一人に勝利に対する貪欲さを植え付けました。

そのとき彼らに怒鳴られて成長した、名波、服西、田中、高原らは
チームの主軸となり日本代表の常連まで成長しました。
一人一人の能力はもちろん、試合中でも練習中でもお互いどなりあえる
雰囲気と勝負へのこだわりが、ジュビロの強さの秘密だったように思います。

そういえば浦和も、啓太、長谷部、闘莉王と先輩にどなれる選手が入ってきて
強くなったように気がします。

荒田さんがおっしゃるには組織のコミュニケーションの大切さを
間違ってはいけない、
コミュニケーションはご機嫌取りではなく言いにくいことをはっきり言うこと。
茶坊主はいらない。とのこと。

これはスポーツだけではなく、ビジネスや、通常の人間関係にも言えると思います。

日本人は時には相手に嫌われても、本当のことを言うのが、
真のコミュニケーションである、という意識と、
相手をできるだけ傷つけず伝えるコミュニケーションの技術を、
学ばなければならないと思います。

(今回も日経ビジネス3月7日号より抜粋しました)