知識の彫刻をしましょう。 | 名古屋市西区の高校生&中学生向け進学個別指導塾 『名学館庄内通校』

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「繰り返し読む」とは


何度も繰り返し読む。

教科書を学ぶ際によく使う手法です。

しかし、やり方を間違えるとただ同じところをグルグル回っているだけの無駄な時間になってしまいます。


教科書などの本を読むという行為は、ある意味「彫刻」です。
作者の主張を、文字通り「心に刻む」わけです。

ただ、知識の彫刻は素材がなかなかハードな代物で、彫刻刀の刃が立たないこともしばしば。

だからこそ、一度でザックリ掘ろうとせずに最初は浅く掘り進め、二度三度往復しながら徐々に深掘りしていくのが良いでしょう。

 

どうすれば深く掘れるのか


教科書の理解を深めていくには次のような手順で読むと良いでしょう。

■STEP-1 ざっと内容を捉える


何が書いてあるのか、テーマやキーワードを探る程度の流し読みをしてみましょう。このレベルなら、教科書で言えば第一章くらいを一気に目を通すことはできますね。そうまさに「目を通す」のレベルでよいのです。
 
■STEP-2 ワンセクションをじっくり


次に内容のかたまりごとに、ゆっくりじっくり読んでみましょう。

ひとつのセクションに絞って、一文ずつ慎重に読み、文と文のつながりを理解することが大切。
重要と思ったワードやセンテンスにはアンダーラインを入れ、目立たせておきましょう。(太字のワードには限りません)
 
■STEP-3 キーワードの詳細を知る


重要ワードに注目して、ひとつひとつ詳細に調べてみましょう。

本文の解説だけではなく、ネットで検索したり資料集・便覧を見るなど、そのワードに関連した背景知識を探ってみるのです。
 
■STEP-4 もう一度セクションを読み返す


ある程度ワードの周辺知識を得たら、もう一度そのセクションを読み返してみましょう。最初に読んだ時より、理解しやすくなっているはずです。これが「溝を深く掘る」ということ。

もしまだ気になることがあれば、どんどん調べてみればよいのです。

すなわち、教科書を起点として自学で知識を増やしていくということです。
 
 

深掘りの練習は速解力につながる


ひとつのセクションが終われば、次のセクションへ。
学校の授業ペースに合わせても良いし、STEP-2までは予習ベースで、あとは復習で行うなど、タイミングを変えるのもアリですね。

この手法は、どの科目にも応用できます。

特に重要なのは「STEP-2」から「STEP-3」の密度。
実は学習塾で学ぶインプットの部分は「STEP-3」の段階であるべきなのです。

やればやるほど理解が深堀りされていくことに気づき、一回目の読みにおける理解の深さが向上していくことも実感するでしょう。

一回の理解の彫りが深くなるということは、何度も読み返す必要がなくなるということを意味します。
すなわち、だんだん文章が速く正確に読めるようになるということです。

速く理解する=速解力の正体は、理解の彫りの深さです。


 

普通の本でもできること


4STEP 深掘り読解法…?

えーと、なんか数学の某問題集をパクったような適当な名前つけてみましたが(笑)

これは、こんな論説本を読むときだって使える技術です。

(↑名学館:文庫本コーナー)


知識や教養は心に彫り込み留めておくもの。
 
流し読みでは右から左へ抜けてしまう。

子どものころから文章を深く読む習慣をつけたいですね。

 

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