”【地理】気候区分を考えよう” 熱帯・冷帯・寒帯を細分化 | 名古屋市西区の高校生&中学生向け進学個別指導塾 『名学館庄内通校』

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気候区分、ラスト!

この記事からの続きです。

 

 

3 熱帯の気候区を見分ける方法

 

①最小雨量月の降水量が60mm以上あれば「熱帯雨林気候」

②最小雨量月の降水量が60mm未満であれば、以下の図の通り「サバナ気候」もしくは「熱帯モンスーン気候」

 

 

 

4 冷帯の気候区を見分ける方法

 

冷帯の細分には、乾燥季節型の場合分けを用います。

①【冬季乾燥型】

夏に降水最多で最小降水量の10倍以上ならば「冷帯冬季少雨気候」

 

②【夏季乾燥型】

冬に降水最多で最小降水量の3倍以上ならば「高地地中海性気候」

 

③上記のいずれにもあてはまらないときは「冷帯湿潤気候」

乾燥季節型の場合分けは、乾燥限界の判別式に用いた考え方と同じです。

 

 

5 寒帯の気候区を見分ける方法

 

①最暖月平均気温が0℃未満であれば「氷雪気候」

②最暖月平均気温が0℃以上であれば「ツンドラ気候」

 

 

ちなみにこれらは「ケッペンの気候区分」と呼ばれています。

ドイツの気候学者ケッペンが、植生分布をもとに考案した世界の気候区分です。

 

以上、気候区分でした。

 

 


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