教育のICT化
ここ数年、何度も耳にしますね。
ICTとは
Information and Communication Technology
(情報通信技術)
つまり情報通信技術を活用した教育のことです。
うちの教室にある
「ベリタス」「速読」
なんてのは
情報通信技術を駆使してますね。
ただ勘違いしちゃいけないのは
テキストを電子化して
タブレット端末を配布することが
ICT化の推進なのではなく
そういった技術により
オンデマンドな学習ができる
(=見たい時に見れる)
(=必要に応じた学習が出来る)
ことが教育のICT化だということ。
こういう話題に対して
懐疑的な人もいますね。
「インターネットなど使わなくても
我々の時代は教科書とノートと黒板で
一生懸命勉強したものだ。
英単語は分厚い辞書を引いて
単語帳を作って
暇さえあればペラペラめくって
暗記したもんだ・・・・」
まぁ僕もそうでしたけどね。
30年前の話ですね(笑)
でもね
30年前の教育と現在の教育が
全く同じなんてありえませんよ。
昭和は昭和で良き時代だったし
バブルはバブルで楽しい時代でしたが
そんなもん遠い過去ですよ。
やがて学習塾なんて
伝統産業となり
毎年多くの東大生を輩出する
ビッグな予備校なんかは
その跡地が国宝や文化遺産になるのさ。
歴史の教科書に載るんじゃない?
江戸時代の寺子屋や藩校みたいに。
だって昌平坂学問所や松下村塾が
教科書に載ってんだから
あと100年後の教科書に
「1980年代以降
東京に本校を構えた○○予備校が
多くの浪人生を救った。」
「1990年代以降
全国各地に個別指導塾と呼ばれる
地域密着の学習塾が乱立した。」
なぁんて載ってたっておかしくない(^^;)
「へぇ~、当時の学生たちは
机並べて勉強してたんだー?
へんなのー?気持ち悪ーい!」
なんつってね(笑)