19世紀の二大潮流「ロマン主義」と「新古典主義」。前者は後者が好んで取上げた「英雄的なもの」と対極的なものに目を向ける。後者の代表ダヴィッドは同時代・古代の英雄を極めて英雄らしく描く。ドラクロワは同じく同時代の出来事を取上げながら悲惨な現実を強調する。

(ウジェーヌ・ドラクロワ作「キオス島の虐殺」、1824年、Iパリ、ルーヴル美術館、NV3823、4.19×3.54m)

(ジャック・ルイ・ダヴィッド作「ナポレオンの戴冠式」、1806-1807、パリ、ルーヴル美術館、INV3699、6.21×9.79m)

 

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