長岡市の川は雪解け水で、増水している。
橋の上からふと見るとカモが猛スピードで泳いでくる。
あっという間に私の下を通り過ぎた。
スキーのように水面を滑っている。
そのスピードに夢中でカモは家族にはぐれたのを忘れているみたい。
くちばしだから笑みを浮かべられないが、自慢そうに目が笑っていた。
3時間くらいで60キロ離れた新潟の海岸に着いた時に初めて自分は孤独であることに気づく。
哀れな奴め、だからお前はカモられるの語源になるんだと思った。
でも、大丈夫。明日カモは飛んで帰って来るだろう。
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