落語「無精床」の床屋は、
昔、客の片方の耳をよそ見して落として
外から入って来た犬にペロリと食べられてしまう。
犬は人間の耳が美味いことを知り、新しい客が来ると耳が切り落とされるのを待っている。
「おまえさん、耳が両方あるんだから、片っぽおやりよ」
「冗談いっちゃいけねえ」
というのがオチ。
以前、開店したばかりのカットのみ千円の床屋に行った。
そこで、ハサミで耳を切られた。
全部落とされたわけではない。
ほんの少し耳の上部を切られて血が出た。
慣れてない店員は、慌てた。
私は、怒鳴りたいのを我慢していたら
バンドエイドを貼ってくれた。
料金は、無料。
数年後、その店の前を通ったら、もう店は無くなっていた。