女将の旦那です。

 

台風10号、ノロノロですが過去最大級に発達とのことで

 

被害が心配です。

 

私が住む東京でも予報が日々変わり今週末にずれ込む予報につき

 

月末月初ですが店の予約はさっぱりですし今入っているご予約も

 

果たしてどうなるやら??です。

 

 

魚の仕入れも当然、心配ですし。

 

最近はテレビでも夫婦で力を合わせて支えあって繁盛店

 

みたいな飲食店のドキュメントを観るたびに羨ましかったり

 

あんなに頑張ってどちらかが体調崩さなきゃいいけどとか勝手に心配したりとか

 

涙が込み上げてきます。

 

ネットを観れば有名人のガン公表のニュースやブログが目に留まり

 

先日も取り上げた闘病中の梅宮アンナさん、そして森永卓郎さん、堀ちえみさんなど

 

気になってついクリックしてしまう日々です。

 

アンナさんのヤフーニュース記事の切り取り抜粋です。

 

 

患者目線で考えると、いまのがん治療は大きく3つに分けられると思います。標準治療と免疫療法、そして民間療法です。どれを選ぶかは、あくまでも本人の判断だと感じています。ただ、私ががんを公表した直後から、甘い誘惑というか、悪魔のささやきというか、とにかく色々な声や商品が届くようになりました。がんに対抗するために体の活力をアップさせるサプリだったり、宗教絡みの勧誘だったり……。なかには「うちの妻はこれを飲んでがんが治ったから」とあくまで善意で治療法を薦めてくる方もいます。

 

とはいえ、がんの種類は千差万別で、同じ部位にできた同じステージのがんでも、人によって症状や副作用に違いがあります。そのため、誰かに効いたサプリが私にも効く保証はありません。エビデンスが乏しい点も含め、民間療法は一切お断りしています。

 

 

 

 

 

うちもそうでした。諸々のグッズや飲みかけのサプリなどは

 

ありがたく今でも捨てずにとってあります。感謝です。

 

 

宗教勧誘関連やこの本がいいよ、読んでみたら?とか

 

このサプリがいいみたいだよ! など

 

本人が実体験していない善意の情報だけの案内は女将も精神的にはシャットアウトといいますか

 

対処に困っていましたね。

 

それと否定的な嫌な情報は聞きたくないとも。

 

 

 

民間療法については実際に女将が自主的に最期まで実践していたのは

 

ひまし油湿布、水素水吸入器(美容にも良いとのこと、必要な方いたら無償でお譲りいたします)

 

丸山ワクチン、副作用を抑える意味での漢方薬、

 

元気なころはたまに東北まで出向いた十字式整体、秋田の玉川温泉はじめ

 

温泉湯治、緩和ケアとしての鍼灸治療(この4月に2回)くらいでしょうか。

 

私も2023年2月の卵巣癌が再発当初いろいろ調べ免疫力活性乳酸菌やフコイダンなども

 

勧めましたが、もともと甲状腺持ちの女将は海藻類はあまり摂取し過ぎるのも

 

良くないとのことで頂いたものも何日かに一度くらいのペースでしたし

 

健康食品、サプリ自体が本当に効果があるなら薬として認知されているはずと

 

女将は話していましたし積極的に

 

自ら購入してということは無かったです。

 

食事に関しても外食以外は基本的に私が作っていましたので

 

基本はマゴハヤサシイがベースでした。

 

あと旬のもの、抗がん作用があると言われれば

 

ニンニク、キノコ類、フキノトウ、ワカメ、ブロッコリースーパースプラウト、

 

リンゴ、人参、蜂蜜

 

肝臓にいいといえシジミのみそ汁だったり。

 

無農薬野菜を中心にしたり、料理では上白糖は使いませんでしたし。

 

とはいってもスナック菓子は好きだし、精米精白されたご飯やパン、パスタの方が

 

女将は好きでした。

 

 

 

 

アンナさんも書いているように民間療法というのは

 

これで治ったという正の部分だけが強調され

 

治験的なデータが乏しすぎるということです。

 

 

 

失敗??データが開示されていない

 

そもそも末期患者さんがすがる思いだったりですから

 

そこがストーリー化されるのは逆転サヨナラホームラン的な事実のみです。

 

大半が凡打ゲームセットしている事実はニュースにしたがらない

 

売るためには宣伝するためにはやむを得ない事情があります。

 

水道水をとっても消毒として塩素が入っています。

 

塩素を投入するとトリハロメタンという発がん性化学物質ができるわけですが

 

塩素自体は大量は毒、少量は薬という発想です。

 

都市で人間が生活する以上は公衆衛生という概念があります。

 

抗がん剤治療も似ていますね、もっと過激ですが。

 

 

 

 

YouTubeチャンネルに頂いたコメントの中に

 

何で癌になったの??というものがありました。

 

妻が生前にです。

 

そのコメントですら毒になり悪化する原因ストレスにもなるかもしれないのに。

 

癌の原因など千差万別で特定できません。

 

原発事故由来とか遺伝とか、喫煙、飲酒とか、ストレスとかコロナ関連とか

 

卵巣癌では子供がいないからとか何のエビデンスも無いものを

 

いくらでもこじつけられますが女将本人もブログで書いていた通り

 

本人はもの凄く傷つくことです。

 

強いて言えば女将一人で抱え込んだといっていい介護のストレス

 

年々増加していったことは

 

想像できますが、だからといってそれが原因と結論できるものなのか?

 

ということです。

 

 

癌発覚する半年前や一年前にも一般的な健康診断は受けていた

 

メールやり取りや結果の書類は出てきました。

 

梅宮アンナさんも毎年人間ドックは受診されていたそうですし

 

ホントちょっとしたタイミングや運などもう、

 

今更言っても仕方ないことばかりです。

 

 

 

独りになった現在、一番一緒に時間を過ごした店の簡易仏壇には

 

朝はもちろん炊き立ての土鍋ご飯や水、みそ汁ですが

 

夜も女将が好きだったまかないやつまみをちょこっと一口の黄色い水を

 

添えて乾杯(献杯)と日々のあったことなど語り掛けお供えするのが

 

日常になっていますしそうすることで

 

私自身が女将に見守られているような気分にもなりますし

 

しっかり前を向いて生きていかねばとも感じます。