女将旦那です。

 

緩和ケアへの希望は2月くらいのこのブログで

 

ケアマネさんと打ち合わせの記事で書いています。

 

 

米寿祝いを年末にした義母ですが

 

数年前から認知症、さらには糖尿病、自宅で転倒し左腕を2回骨折、

 

左腕は全く使えません。何とかトイレは行けますが

 

お風呂はデイサービスでサボらなければ週一回ペースです。

 

 

 

※写真は女将の若いころ

 

 

 

この写真は昨年11月、旦那である私がバリカンカット

 

なかなか上手いでしょ?

 

昨年2月に再発し抗がん剤の副作用で禿げていましたが

 

抗がん剤治療半年くらい経ってまたシャキシャキ生えてきまして

 

ウィッグ脇からはみ出てくるので女将に頼まれて

 

私が包丁ではなくバリカンを持って。

 

写真が縦に変換出来ません(苦笑)

 

 

で、緩和ケア病棟のある病院への転院が決まり

 

それを伝えようと16時の面会予約に合わせて

 

昼間のスケジュールをこなしていると

 

昼間の病院からまた着信が。。。。。。。

 

 

掛けなおすと

 

女医  「血圧が低下してきて危険な状態ですから早めにいらしてください」

 

 

もう大慌てアクセスの悪い出先からバス停へ。

 

とりあえず駅へ出てタクシーをと急ぐもこういうときに限ってバスは15分こない

 

で大通りまで急ぎ足で移動しバスで最寄りの駅へ向かう

 

4人待ちのタクシーでしたが

 

事情話すと運ちゃんがぶっ飛ばしてくれまして

 

何とか病院到着。

 

急いで来いという割にすぐに面会できず。

 

ただいま、着替え中なのでしばらくお待ちくださいと

 

ナースステーション前で20分は待たされる。

 

まぁ落ち着いているんだろうなとちょっと安堵。

 

 

面会していると看護師や女医がやって来て外に出て話をされる。

 

決まっていた転院だが今の状態だとそれもリスクということで

 

明日の朝イチの判断にしましょうと提案した。

 

転院先からも受け入れ態勢は出来ました、明日お待ちしています!

 

と電話が入る。

 

 

 

本人にも転院決まったよと伝えるも呼吸が苦しそう。

 

昨日はミカンジュースやUさんが差し入れてくれたひとかけのスイカ、ブルーベリーなど

 

食べたし、アイスコーヒー飲みたいというのでスタバで買ってきて飲んだりしていたのだが。

 

 

泊ってもいいがPCR検査を受けてくれと言われる。

 

何の支度もしていないしとりあえず21時までは付き添うつもりで

院内のコンビニに新聞や食料調達。

 

で20分弱で病室に戻ってくると諸々の数値が異常に低下してきている。

 

慌てて看護師や女医を呼ぶ。

 

あだ名で何度も呼び掛ける!

 

 

まもなく女将は旅立っていきました。

 

享年53歳、若すぎる。。。。。。。。

 

 

危なくなった時にすぐに義理の兄にも電話したら

 

妻から引き継いで義母の介護をしていた義兄、

 

義母の自宅に飲み物とか食料とか届けたら

 

すぐに向かうとのこと。

 

 

まもなくして義兄から電話が

 

「自宅に行ったら母が冷たくなってる!」

 

もう唖然!

 

すぐにお世話になってるケアマさんに電話し訪問医に診てもらう。

 

心不全だそうで、テレビ見ながらソファlに座ってうたた寝しているように

 

旅立っていきました。

 

 

女将の入院先の看護師もその話にビックリ!

 

涙涙、涙

 

私はもう頭の中がぐちゃぐちゃ

 

 

告別式の後で

 

義兄がぽつり

 

実はこの日の朝、子供のころの夏休み

 

母と妹とプールで遊んでる夢を見たんだって。

 

※実際の当時の写真のようです。

 

 

 

こんな奇跡、実際に起こるんだ??

 

このブログも約4年に渡る闘病記でしたが

 

共に歩んで闘ってきた私の視点からもう少し補足し

 

終了したいと思います。

 

夫婦としてこの4年間は命と向き合う、濃密な時間だったと思います。

 

2年間、再発が見られなかったときはこのまま寛解??

 

期待したものです。

 

 

母娘同時に旅立ってしまう中で嫁に行って家が違う、菩提寺、宗派が違うと

 

いうことで葬儀段取りも難儀しました。

 

 

悲しみはもちろんですが

 

今はやらなければならないことが山積みで気が張っています。

 

 

このブログも亡くなったら貴方が書いて伝えてくれと

 

言われていました。

 

苦手なYouTube編集などは苦労しそうです。

 

あと本人はkindleで闘病記の電子書籍化も

 

考えて途中まで原稿書きためていたことが妻のパソコンからわかりました。

 

 

 

長文で私も疲れました。

 

次回に続きます。

 

もうあと少しお付き合いください。

 

ありがとうございました。