「うちの子、文章を読むのが苦手なんです。」① | アンイングリッシュ

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アンイングリッシュクラブ(名大SKYグループ)を、より身近に感じて頂くためのものです。
ひとりの11歳児の働くママ目線で書いているため、かなりラフな書き方をしております。
ご理解頂けたなら幸いです。子育てパパママ~「ひとり」じゃないよ!!( ^ω^ )

どうも、尾張旭本部教室塾長の林です。

ほっこりネタを書くのは苦手…

現在、塾ではアン小学生テストを実施中で丸つけに追われています。

 

教科書改訂に伴い、今年度のアン小学生テストから問題を新しくしております。今までは見たことのある文章が載ることもありましたが、新テストは完全オリジナルですので、真の読解力が試されるテストになりました。

 

この読解力というのが、塾への問い合わせの際にもっともよく聞くフレーズの一つです。算数の文章問題も含めて、「うちの子、文章を読むのが苦手なんです。」という相談をよくいただきます。普段の会話と同じ日本語なのに、どうして「読む」となると一気に分からなくなってしまうのでしょうか。

読解が苦手な原因①「そもそも読んでいない」から!

そもそも読んでいないという子は意外と多く、入試直前の中3でも問題文を読み飛ばして間違えることがあるくらいです。問題を読まずに、どうやって問題を解くつもりなんだろうと思いますが、「ちゃんと読む」というのは結構難しいことです。

 

これは「ちゃんと読んでないな」という場面に出会ったら、声に出してもう一度読むように普段子供たちに言っています。「ちゃんと読んだって」と言い張りますが、それでも声に出して読ますと「あ、わかった」と言う子供がかなりいます。

 

最初の「ちゃんと読んだ」はせいぜい眺めたレベルです。声に出して読んだ時の読み方が「正しいちゃんと読んだ」です。もちろん学校のテストで声に出すわけにはいかないので、声に出さなくても読めるようになる練習は必要です。ただ、自分がちゃんと読めていなかったんだなと気付いて、初めて「ちゃんと読もう」とし始めます。

  • 音読のとき、勝手に語尾を変えて読んでしまう。
  • 「ひっかけ問題だあ」とすぐ言う。
  • 字が雑。(上手下手は関係なし)

こんな傾向がある子は「そもそも読んでいない」可能性があります。

これで解けるようになる子は、既に読解力がついている子です。ただ読み方を知らなかっただけです。他の原因がある子もいますが、長くなってしまったので、続きはまた明日。

 

 

尾張旭本部教室塾長の林でした。

 

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