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 今日は相当な犬好きな人でも途中でサヨナラする位の飼い主の親バカ振りを記しますので、犬が好きでない方は最初からパスしてください。
 タイトルのおかしな日本語はメイちゃんを抱っこしながら女房が思わず漏らした言葉だが、家族にはこの言葉が大受けで、私も周りに人がいないのを確認して時々呟いている。
 朝起きると真っ先にすることは自分の顔を洗うことではなく、メイちゃんのご機嫌伺いである。
ゲージに寝ているメイちゃんをそっと覗き、まだ寝ているようなら抜き足差し足でそこから遠ざかる。
 目を開けていたら、冬なら日向ぼっこが大好きなメイちゃんのために窓際のよく日が当たる所に座布団を敷いてそこまで抱っこして連れて行く。
 その間にトイレシートや飲み水を取り換え、額に手を当てて熱がないかを確認したうえで体重を測定し、記録簿に記入してエクセルでグラフ化する。
 次にデジカメで便の写真を撮り、昨日の摂取物とその量のデータとともにDVDに記録保存する。
テレビでよその犬が出てくると対抗心を燃やして激しく吠え血圧管理上好ましくないので、中国のテレビ放送のようにライブ映像は流さず、録画して犬のシーンだけカットしてから見ることにしている。
 衣服は四季それぞれに室内着、お出かけ用と分けている。
食事は、朝取り寄せた若鶏姉妹の胸のささみの大トロ部分だけを93°でボイルし、それをほぐしたうえでドッグフード一粒一粒を包んで手渡しで食べさせる。
 神経質で気が紛れると食べなくなるので、この間は一人が玄関の外に出て「ご不用になった電気製品はございませんか。高く高く引き取ります」というような車を遠くに見つけるとすぐに駆け寄り、予め分解しておいた電気製品の部品の一つを時間稼ぎのための講釈を長々と述べながら引き取らせ、メイちゃんが食べ終わった頃を見計らって帰宅する。
 餌を食べることは動物なら生きるための本能にもかかわらず、メイちゃんが食べ終わると「今日は全部食べたの。本当にお利口さんだったね」と最大級の賛辞をおくるため、メイちゃんは本能ではなく飼い主にほめられたいがための一心で食べている。
 話半分にしても、我が家ではこのくらいの気持ちでメイちゃんを溺愛しているのである。