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 10/7の本ブログで紹介した「秋本番の明治村で『風の盆』を鑑賞しよう」に呼応して高校時代の友達D君が東京からわざわざ来てくれた。
 50年振りの再会だが、あいさつした時から何の気兼ねもなく敬語なしの友達としての会話に入れたのは驚きであった。
 すぐに会話が弾んだのは良かったが、カーナビの音声ガイドを聞き漏らして高速の分岐を間違え、明治村へのルートが遠回りになった。
 このため、明治村への到着が遅れ、帝国ホテル前での「風の盆」の街流しは見損なった。
 しかし、呉服座(写真2枚目=大阪池田市から移築)での公演をゆっくり見れたので友達も大変喜んでくれた。
 3年前に見た帝国ホテル前での街流しでは、人の話し声やざわめきで胡弓の素晴らしい音色が途切れることがあったが、明治の面影を残す芝居小屋での有料公演(700円)は、さすがにしんとして声なしで十分堪能できた。
 しかも、「風の盆保存会」会長が踊りの説明をしてくれたので、踊り手の一挙手一動足がホタルをつかんだり、種を蒔く仕草であることなどがわかり、鑑賞するのに役立った。
 フラッシュ禁止であったが撮影は許されたので、昨日のブログのように「だるまさんが・・・」はしなくて済んだが、踊り手が手を広げたり、足を上げる絶好のシャッターチャンスは難しく、公演後の呉服座前での輪踊りで辛うじて撮れたのが最初の写真である。
 紅葉が色付き始めた明治村でステンドグラスの美しい聖ヨハネ教会など数多くの貴重な建物を見たり、「明治のカレー」を食べたり、帝国ホテル(写真3番目)の格調高いロビーでコーヒーを飲み、「とうきやう」から「なごや」までは陸蒸気(SL)、そこから京都七条経由で品川燈台までは昔懐かしいチンチン電車(写真下)に乗るなどして秋の一日を楽しんだ。
 友達は「本当に東京から来た甲斐があった。明治村がこんなに素晴らしい所だとは知らなかった」と心の底から満足してくれた。
 明治村での「風の盆」は毎年11月初旬の恒例行事、春爛漫の明治村も素晴らしいですよ。
 本日の一句
 「あちこちが 痛い話で 盛り上がる」   「明治村 冥土が近く なりにけり」